ESP8266でアレクサデバイスだと?

ESP32でネットラジオを作る記事を見ているうちに、アレクサ関係もできるかと思ってググっていたら、ESP8266でもアレクサデバイスが作れるとか。そういえば、NodeMCUとかいうESP8266開ボードの激安品は家に余ってるよな。

参考にした記事はここです。なお、 alexa-wemo-emulator ライブラリを使う記事が多いですが、私の環境では動きませんでした。ご注意を。 fauxmoESP のライブラリを使う記事をググりましょう。

実施に試したのは、上記のk字のサンプルコードと、 fauxmoESP のサンプルコードを参考にして、ボード上のLED(PIN16)のON-OFFを、アレクサに音声で指示して制御すること。 (ArduinoIDEで使えます) これだけ動けば、ソリッドステートリレーつけて100VのON-OFFとか、赤外線LEDでリモコン送信とか、実用的に遊べそうです。

そうは言ってもリビングの照明・エアコン・テレビは、GoogleHomeとなんとか経由ですでに音声で動くし、階段やトイレ、脱衣場の照明は人感センサーで動いているし、金魚やメダカの照明はタイマー入れてるし・・・はて、何に使うか?

クジラはイルカ IN 八丈島 5年越しリベンジ

 クジラが八丈島で見れるというニュースを聞いて、即出発したものの、「数日前まで見れた」という情報のもと玉砕したのは2015年。今は2020年、リベンジするべく行ってきた。

元旦の夜に出発

出発は元旦の夜。いつものように竹芝桟橋から出向。東海汽船の乗船の乗船手続きは慣れたもの。ってここで、「わくさん!」っと声を掛けられる???、こんな所で声を掛けられるって・・・・と思ったら神津島のおばちゃんではないか。神津島には、ほぼ毎年キャンプに行っているが、そのうち3年ぐらい連続でキャンプ場でお世話になった人。とても感じのいい明るい人で、いつの間にか名前を覚えてもらって、ってその後は島の役場で働いているらしいのだが、島に行くと、いや本土で伊豆7島のイベントがある時などで何度か顔を合わせていたが、なんとまぁ、ここでも。名前を覚えてくれていることがうれしい。年末に本土にいて、今夜の船で神津島に戻るそうです。でも私は神津島ではなく八丈島、別の船だし残念です。夏は神津に行くからね。

クジラを訪ねて74里(292キロ)

船に乗ってしまえば寝るだけです。朝になれば船はつく。

 八丈島についたら、観光案内所へ。ぶしつけに「クジラは見れますか?」と聞いた。すると「見れますよ」と最高の返答が返ってくるではないか。5年前の「えーっと数日前までは見えたようですけど・・・」ってとは全然違う。よっしゃ、ならば、「ネットで双眼鏡を貸してくれるって聞いたんだけけど貸してくれますか?」と聞いたら、それは観光案内所ではなく観光協会って言われた・・・違うんかいそれ・・・。

 まぁいい、レンタカーを調達して、島の中心部の観光協会へ行く。入るなりぶしつけに「クジラは見れますか?」と言ってみる「見れますよ」とうれしい返事。地図を出してくれて、優良な場所を示してくてる。そしてツイッターで情報を出してるから確認してほしいとも。それによると、数十分前の情報もある。双眼鏡も借りて、いざ行くぜ、クジラウォッチング。

 ツイッターの情報に翻弄されるように車を運転(ペーパードライバーだけど)するも、〇〇港とか、〇〇岬とか言われても、それ何処やねん?って感じで苦労した。良く分からないけど、ツイッターに出ていた足湯のある場所というのに到着。太平洋を一望しながら足湯。最高じゃないですか!しかも無料!これでクジラが見えたらと温まっていたけど、それれしい物は見れない。周囲の人に聞くと1時間前には見れたとか・・・もしやこのパターンは・・・。と5年前の悪夢がよみがえる。

 すると、地元の人が観光客を引き連れて足湯に来た。そして「すごい遠くでブロー(潮吹き)してるようだけなぁ」と双眼鏡見ながら呟くではないか。慌てて同じ方向を見るけど、さっぱり不明。もう足はふにゃふにゃです。

 新しいツイッター情報で、大潟浦で確認との情報、しかも「今から来ても見れるかも」と挑発的な書き込み。よっしゃ行くぜ。行ってみると何人かが双眼鏡&望遠カメラを構えている。状況を訪ねようとしたとき、おもむろに「でたっ、ブロー」って声、焦って海を見ても良く分からない。でも、それを数回繰り返して、ようやく見えた!クジラのブロー(潮吹き)だ!ついに見つけたぞクジラ野郎。

クジラは15分ぐらい潜って浮上することが多いらしい。それから断続的に肉眼でブローを確認して双眼鏡で付近を見るというのを繰り返す。すると海面に黒い物体が・・・そして、それが沈んだ後に尾びれ。断じて魚のひれではない。ゆったりとした動き、まさにクジラだと実感した瞬間でした。

 いると分かればヤル気倍増。しばらく見れなかったのでツイッターを確認して、元の足湯へ。ほどなくブローを確認。しばらく粘った時である、ブローした場所を注意深く見ていた時、突然、海面に大しぶき、ばっしゃーんって(音は聞こえないけど)間違いないです、クジラが跳ねたんですよ。私はクジラ本体は見れなかったけど、波しぶきとかそういうモノじゃない。明らかに巨大な物体が跳ねたしぶきです。そして、その数分後、その瞬間が来ました。黒い「おっとっと」のような物体が海中から飛び出したんです。この時、双眼鏡は未使用です。結構な距離があったはずですが、それでも全身の形が解るってことは、かなりの巨体です。間違いありません、10mを余裕で超えるザトウクジラです。地元でクジラの写真を狙ってる人に聞いても、全身が飛び出すシーンは滅多に無く、はっきり写真で捉えられていないとのこと。カメラどころか双眼鏡を構える余裕すらなかったけど、すごいもの見た。この後、夕陽を見て、おしまい。

 翌日もクジラが見たい!

 昨日の感動をもう一度、いやもっと近くで見たい。観光パンフレットで一番気になったポットホールという場所(いやこれもすごい良かったです)を散策したほかはクジラ探し。ほぼ一日中、ツイッターの情報に振り回されて場所を移動し海を見続けるという異様な行動。でもね、時折すれちがう観光客は同類、島マニアとかクジラマニアとか、〇〇島はどうだったとか、〇〇島でクジラを見たとか、そんな会話が普通に成り立つ・・・小笠原なんて当然の場所らしい・・・そんな人ばっかり・・・普通の人からいたら私なんて変人だけど、会話に着いていけなかった・・・(笑)

 結局のところ、2日目はブローは多数も、胴体らしきもの1回、尾びれ1回にとどまった。朝から夕方まで、ずーっと海を見ていたのである。我ながら凄い執念である。そして夕陽を見てから温泉。ふわぁー、気持ちえぇ。風呂が好きではない私としては、温泉なんか何が楽しいと思っていたけど、40も半ばになると解るわぁ。温泉最高、露天風呂もっと最高!。もうビールのんで寝れば今日は終わり。

帰る前にビーチコーミング

 あとは帰るだけだが、今回は釣りも磯遊びも観光名所巡りもしていない。出向前の60分、初めて波打ち際まで来て海を見る。やっぱ透明度すごいわぁ、なんと思っていたら、波打ち際に、やけに薄くて光を通す巻貝のカラを見つけた!なんだこれ、普通の巻貝じゃない。どっちかっていうと、カタツムリみたいな・・・ってかアンモナイトみたいな・・・。グーグルレンズで検索すると、どうやらアオイ貝というタコ(貝ではない)の貝殻と思われる。ビーチの漂流物を見る(ビーチコーミング)のは嫌いじゃないが、持って帰ろうと思ったのは初めてかもしれない。

 そして、出向予定時間・・・20分前に出向・・・んなバカな。波の状況とか、いろいろ説明はあるのだが公共交通機関が遅れることがあっても早めに出るって聞いたことねぇ。山手線なら困らないけど、1日1便の船。絶対乗り遅れる人いるよなぁ。(島の人に聞いたら、普通だよって言ってたけど)

 というか、船はかなり揺れました。しかも、「到着時間は未定です」って放送が流れる。帰りの経由地の御蔵島は接岸困難のため通り過ぎることに、三宅島も早々に到着後速やかに・出航。そして放送「本日は東京湾で大型船が通る為の通行管制があって、その前に通れれば、19時到着、後になれば20:30以降の到着になる」とか言いやがる。確かに浦賀水道あたりは狭くて、いつも船で混雑している。だからと言って、定期便を1時間半も規制するような大型船って、どんな船だよ!要人の船か?超巨大船か?潜水艦を踏めた軍事関係か?・・・。

 結果的には19時に到着、これは予定よりも早いので結果オーライだけどなぁ。