「旅日記」カテゴリーアーカイブ

父島③ 2014/12/29 前半 散策

今日は宿から車を借りた。当初の予定では、朝のうちに山側の道を車で周り展望台みたいなところをチェック。午後の水温が上がる時間だけに絞って沈没船をシュノーケリング、夕方に小さな観光スポットを巡ろうと思っていたのだが・・・。

足跡 浜辺の穴 車を借りて最初に立ち寄ったのがコペペ海岸。ここは以前に父島になんども来たことがある知人のおすすめの場所。ここで見つけたのが、穴と足跡。しかも無数にあるではないか。これはもしかして、父島に来て見たかった生物。巨大ヤドカリではないのか?妄想を膨らませつつ、穴を掘ってみたり足跡を辿っても収穫なし・・・ムムム。

宇宙観測所次に向かったのが、なんとかって場所。オイオイ。宇宙の電波でなんたらかんたら・・・あれれ、こういう話って好きなんだけど南国モードの私の脳みそは正しい解釈ができないようです。巨大なメキシコ人像に見えてたぐらいですから(爆)

父島② 2014/12/28 上陸

太平洋からの朝日

2日目の朝です。朝日を期待していた乗客は多いようで、結構な人数が甲板に出てきていました。正直なところ、ほとんど見えなかったのですが、小さな雲の隙間に太陽が入って、それっぽい写真になりました。

小笠原諸島島が見えてきました。船内のテンションがあがります。そりゃそうです。なんせ、長時間暇だったんですから(汗)。海は綺麗だし、空気は寒くないし、期待が膨らむってものです。そうそう、この時点で乗客の服装は、冬服から夏服まで、まったく統一感のない様々な格好になっております。私は船の上では風があると思ったので、厚手の服でしたよ。上陸直後に長袖Tシャツになりました。

上陸後、お迎えに来てくれた宿の人を探して宿のある扇浦へ、ちょっと街から離れたところなんですよね。そうそう、同じ宿に泊まる人には早めに挨拶しましょう、なんせ大きいホテルなんてないし、小笠原の場合、ほとんどの人が船に合わせて同じスケジュールだし、島なんで別行動してても島内で合うし、帰りの船も同じなんですからね(笑)

荷物を置いたら、最初に予定がなかったけど宿に願いしていた昼食を食べて近くの海へ。季節は冬。でもね、まずは行かないとね。海へ。サンゴとシャコ貝

とりあえず、サンゴとシャコ貝の水中写真から。ちなみに、気温は20度ぐらい。はっきり言って寒いです。水温は不明ですが、暖かいってことはないです。太陽が出ていれば耐えられる範囲です。1/1が海開きの父島。海に入っている人は少なからずいますけど、海パンと日焼け対策のTシャツでは厳しいですね。若者ならともかく中年の私なら尚更です。ウェットスーツぐらいは必要かと・・・。そうそう、水の透明度は湾内のこの場所でも半端ないです。砂もあまり巻き上がらない質のようですし、サンゴはあっても海藻などの漂流物も少ないようです。

扇浦の左っかわ そしてひとつ困ったことが起こりました。宿の近くのこの海岸。釣りをする場所がないんです。予習によると湾内の左の岩がでてる場がポイントになるような感じだったのですが、水深が浅く厳しいです。ひざ下ぐらいしかない・・・。朝夕の合間に釣りをするという計画が苦しくなります。

今回はキャンプではないので(島内キャンプ禁止)釣らないと食料がないということはないのですが、ちょっと寂しいですね。これは作戦を考え直さねば。

宿に帰って食事して、ビール飲んでさっさと寝ましょう。そうそう、宿にあったビールの在庫が遠慮がちだったので、どーせ飲むんで多めに用意しておいてくれると助かりますって言ったら、承諾してくれました(汗)

グリーンノワール 上陸して半日だけでしたが、泳いだ(訂正;浮かんでいただけ。泳げません)のもあって疲れました。この日の最後の写真は南国からの外来種グリーンノワール2匹、本土のカナヘビみたいに沢山いるトカゲです。小笠原にしては寒い季節なので日光浴しているものと思われます。可愛いやつですが、大繁殖して固有種の昆虫を食べるので駆除対象みたいです。

父島① 2014/12/27 出航

いよいよ出航日。思えば最後の7日間ぐらいは、小笠原のことで頭がいっぱいで仕事の質も下がっていた気がするが、それもよし。ついに当日の朝が来たのだ。

予習はばっちり。船は10時に出るので9時頃に新橋駅からゆりかもめでOKです。いちおう出発前にチケットと予定を確認。んっ!9時に竹芝桟橋に集合って書いてあるような・・・。ちょっと急いで家を出立しました。

竹芝桟橋についたら、なにやら荷物の多い不自然な人だかり。これぜーんぶ、父島の船に乗るんだなぁと。後から知ったんですけど700人超えてほぼ一杯だったそうです。乗船の手順は受付して乗船券に名前を書いて(遭難した時にニュースで流れる情報を書く名簿になる)並んで待機、この辺は神津島といっしょ。余裕なんで船で飲むビールと昼ご飯もコンビニで買っておきます。

おがさわら丸より 9:30乗船開始。神津島の時と違って乗船券に席番号の記載がないと思ったら、乗船券を私た時に何人で乗船か質問され番号札を渡された。席に着くと並んでいた人がそのまま席の近くにいる。なるほど、その場で決めて、若い番号順に入れてるんですね。ってことは・・・。そうです。並んでいる時点で感じの悪い人の前後には並ばないことが大事だという教訓が生まれます。やかましそうな若い学生団体。きったないオヤジ、イビキが煩いかどうかは見てくれで分からないのは残念です。逆に綺麗なお姉さんと雑魚寝したいなんて攻略もできるかもしれませんね。

さて席も決まって荷物もおいて、何事もなく船は出ていく。いつもと違うのは乗船時間が25時間30分(予定)だってこと。人にこのことを話すと「バカじゃないの」とか「聞いただけで気分が悪くなる」とか言われるのですが、ほかに父島に行く方法がないのでしかたないのです。あ、豪華客船とかは立寄るようですね。最近は偉い政治家がオスプレイで来島したってニュースもあったかな。

おがさわら丸からの夕日 そんなわけで、食っちゃ寝、呑んで寝のパターンを3回ぐらい繰り返して過ごすことになりました。レストランの食事はまずまずですし、ビールもジュースもカップラーメンもパンも買えるし特別高いとも思いません。シャワーも無料で使えます。不便なことないですね。一つ残念だったのは、期待していた水平線からの夕日と朝日は雲があって見れませんでした。それなりに綺麗でしたけどね。

また神津島へ

 今年も神津島へ行きました。毎年行っているので、あんまり新鮮味がありませんね。他の所に行ってもいいのですがスケジュールが不安定な中で遊びに行くとなると、なんども行っている場所が楽なんですよね。今年は例年より涼しいので釣りを中心にしましょう。
1日目

 出発は夜。荷物が多いので朝早く会社に向かい、日中に仕事を片付けるために必死に集中するのだが、緊急出動あり。けっこう疲れてしまった。その後、新橋の上州屋で釣り道具を買い足して、肉丼を食べて竹芝桟橋へ。夜風が涼しい・・・いや少し寒い。
 恒例のレインボブリッジのピンボケ写真をとって、さっさと寝ることにします。
2日目

 到着しました。夏が終われば観光客が減る伊豆諸島。神津島ともなれば本当にスカスカ。今回は急がないので誰もいない浜辺でカニと戯れて、村落で漬け丼を食べてからキャンプ場に向かいました。

 キャンプ場で受付してテントを張ったら釣りです。とりあえず晩ご飯になる魚を釣るのです。ところが、そう簡単には釣れない。これは白飯のみなのか?と思い始めた頃、おっ、なんか釣れた。シマアジじゃぁ!うひょー。高級魚の群れが来たァ。ってテンションが上がりましたが、一匹だけ。もうちょっと粘って景色を見てたら手が引っ張られた。おっしゃ。なんか釣れた。メジナでした。とりあえず、シマアジの刺身とメジナの塩焼きを食べられたので良しとしましょう。美味かったですよ。ごはんは焦げたけど。
3日目

 夜明け前に起きて夜行の魚であるハタンポを釣ります。コマセを使い切っていたので、オキアミで一匹づつつるかと思ったら、コマセなくても入れ食いでした(汗)明るくなる1時間ほどで30匹ぐらい釣ったかな。アジと赤いのイスズミも混じりました。このうち5匹を活かして夜明けから泳がせ釣りをするのだ・・・が、大型のカンパチは回遊してくれませんでした。しょぼん。朝ごはんはハタンポの塩焼き。残りは一夜干しにしときます。まぁ、見た目と違って美味しい魚なんですけど、ありがたみがないんですよ。
 朝ごはんの後は村落へ。午前中は前浜港で釣れているというムロアジを釣ろう。発泡スチロールの箱と氷も用意してで出陣。でもちょっと風が強い。釣りにくい。はっくしゅん。やべぇ風邪ひいたような。おまけに船が着くから30分ぐらい釣れないとか・・・いやな感じだ。昼ごはんは港に売ってたお魚ハンバーガー。旨いじゃんこれ。気を取り直して釣り再開。地元のじいさんと話をしていたら、そのじいさんにヒット。すげーと思っていたら私にもヒット。ムロアジです。その後、入れ食いタイムスタート。港はお祭り騒ぎに。どれも30cmぐらいあるので、釣りごたえも十分ですね。まぁ、あっという間に釣れなくなりましたけど。

 気を良くして多幸湾に戻って、再度釣り。トリック仕掛けでタカベを狙って、釣れたら泳がせ釣りの作戦も、撃沈。タカベは大群で泳いでいるのに釣れないのだ。なかなか釣れないとは聞いていたけど一匹も釣れないとは思わなかった・・・。そんな中で、またしても近くの人がムロアジをゲット。これはっと思ったらトリックにもアタリ。こりゃ無理です。仕掛けが貧弱すぎて釣れません。大急ぎで仕掛けを変えてムロアジを最ゲット。でも手返しが悪かったので数は伸びず。今日の釣果の合計は、ムロアジばかり16匹。入れ食いタイムに間に合わなかった家族に3匹あげて13匹持ち帰り、ほかにソイを釣り人からもらいました。3匹とソイを塩焼き、4匹をなめろう。残りを一夜干しました。ええ、食べきれず、なめろうはキャンプ場の管理棟にある冷蔵庫へ。
 はっくしゅん。やべ、本格的に風邪ひいてるな。熱っぽいし。
4日目
 翌朝は、なめろうの残りをハンバーグ状にしてアルミホイルで焼きました。サンガ焼きっていうのかな。それとアラ汁。すげー美味かったです。
 それにしても疲れてる。いやだるい・・・。鼻水も出る。これは確実にダメな体調です。まぁ、帰りの船は寝てればいいから、大丈夫だろう。
 帰宅したのは20時前。37度はあるんだろうなぁと体温を測ってみると38度2分・・・おいおいこんな体調で、よくもまぁ遊んでいたもんだ。
5日目
 朝体温を測ったら37度1分。夜はまた熱が上がるかなぁ。今日は何もしないで寝てるべきなんだろうな。なんて思いながら、このブログを書いております。

岩手に行ってきた

本当は、あったかい土地に行きたかったんだけどね。船もないし飛行機も一杯。ん、だったら行こうかな。
28日
 仕事をサボって、新幹線。なんとグリーン車。それでも行きたい。言い方が悪いかもしれないが、津波の街を耳行く。九州の普賢岳の道の駅を見たとき思った。何もできないけれど、見ておかなければいけない。野次馬かもしれないけど、行って見てくる。そう思った。
 とはいえ、新幹線を降りたのはい一関。結構、雪が降ってる。これからレンタカーなんだけど、大丈夫だろうか。最初の目的は平泉。世界遺産。正直なところ、雪景色で真っ白で見えないところもたくさんあったのだけど、なんていうか品がある。有名な金色の場所は、うーん。素晴らしいけど、博物館(ようは、展示品)
 その後は、大船渡へ。そこに宿がある。行ってみると海岸べりには調整地って感じ、少なからず民家があったと思われるが、どちらかというと埋立地って感じかな。まぁ、建築的にはそうなんでしょう・宿の近くに屋台村があった。何もない場所に作った場所。なんでも、復興業者が押しよていた頃はおおにぎわいだったとか。でも今は・・・。
 屋台村を2件はしごして、それでも寝るには早いかなと思ったら、バーというかスナックというか、そういう店が準備中。寒いので、ノックして入れてもらって開店。いい仕事するママでした。ちょっと、いやだいぶ飲みすぎました。
 翌日も大船渡から陸前高田、南三陸と被災地を海岸べりに走って被災地の遺構や復興商店街なんかを見て回り、懐かしい松島で一区
 松島や、ああ松島や、松島や(盗作!)
レンタカーは仙台で返却して、牛タンタイム。おおぉ旨いじゃん。なんで仙台で牛タンなのか、イマイチよくわく分からないが旨ければ良し。あとは新幹線で帰途に着きました。我ながら充実した良好プランだっと思います。

神津島に行ってきました

 今年も神津島に行ってきました。
でもまあ、今回は特筆するようなことなないんで、さらっと書きます。
出発日
 金曜日の夜出発なので、出勤時に荷物が多いのが難点。会社の隅っこに釣り道具を置かせてもらい、勤務が終わると新橋へ。船の時間には余裕があるのだが、釣具屋が空いているうちに新橋駅前の怪しげな新橋ビルの釣具屋にいくのだ。今年はカゴ釣りをメインにしようと思っているので、カゴ付き天秤を購入、他にも針や仕掛けを買い足しておく。メインターゲットは朝夕はカンパチ、夜はイサキを想定する。
 購入後、怪しげなビルの地下の飲食店で一杯、いや2杯&夕食をとって竹芝に移動。それにしても、この新橋ビル。釣具屋以外は日本人が殆どいないな・・・。

 船の出航は23時なので、桟橋についても1時間ぐらい暇。コンビニで、船中で飲むビールと朝ごはんのおにぎりを購入してから乗船手続き、慣れたもんだ。夜も夜ふかしせず、さっさとねる。なんせ、予約が取れなかったので1等船室だ!といっても、雑魚寝。2等とさほど変わらないような・・・まぁ、布団があるけど。寝よ寝よ。
2日目
 いつものように、大島到着の時、朝日を見に甲板へ出るも曇り。嫌な予感がするが、とりあえず2度寝。その後、船はいつもより多く揺れて航行。風が強い。台風のうねりもあるようだ。船は前浜港ではなく多幸湾へ到着。しかもだいぶ遅れているようだ(俗世間モードから離れているので、あまり時間を気にしていない・・)。
 キャンプ場から歩ける場所に船がついたので、とりあえず荷物を置いて、予定より早い時間に受付に行ってテントを借りて拠点づくり。昨年のテントと違うので、ちょっと悩んだが、なんとか終了。やはりベースキャンプが完成すると落ち着きます。
 その後、バスで前浜に戻り(島のお店は多幸湾にはない)、よっちゃーれセンターで海鮮漬丼を食す。本日はシイラとイサキと赤イカらしい。うまい!そしてトコロテン。これがまたうまい!でもビールは高い。なお、これが、まっとうな食事の最後である。
 釣り餌を買ってた港湾に戻るも、まだ日が高くて暑いので、ちょっと泳ぐ。が、うねりの影響なのか、子供が多いからなのか、砂が巻き上げられていて水中で視界不良。いまいち。
 気を取り直して、釣りへ。がしかし・・・釣れん。しかも魚影が少ない。こんなの神津島で初めてである。今までは大量の餌取りに悩まされ、ときに餌取りが収まったときはカンパチとかが回遊している時で大チャンスモードなのだが・・・。じぇんじぇん。釣り人も多いし、嫌な感じなんで、さっさとキャンプに戻って夕飯。
 夕飯は、具なしインスタントラーメン・・・。そう、いつものお約束。魚が釣れないとオカズがない・・・。日が暮れてから再チャレンジだっ!
 日没後、再度釣り。夜になると、ハタンポが釣れるはず。小魚だけど食べられるし、これは可能性として鉄板とみる。てなわけで、釣れる。針を大きめにしているので、ハタンポにしては良型。といっても13センチぐらいか?それなりに美味しい魚なんだけど、つまらん。

諦めムードのか、いきなり大きな引き。これは?この引きは?走らないから青物じゃない。潜らないかいタイでもない。イサキでした。27センチぐらいかな。これが釣りたかったんです。でも連発しないので、さっさと引き上げて夜食?刺身です。残りのハタンポはワタを抜いて、明日の朝食です。
3日目
 天気悪いなと思いつつ、飯盒で飯炊き。が、途中で雨。ちょっとまて、途中から目は非常に困る。調理中の飯と焼き魚が、食料ではなく物体になってしまうではないか!これは神津島キャンプ史上最悪のパターン。イチかバチか、傘をさして火を守るという手に出る。燃えやすいナイロン製の傘を火の上にかざし、自分はびしょ濡れになりながら、片手で火加減を操作。出来は悪いですが、食べられる状態まで調理できました。

 その後も、雨は降ったりやんだり。ちょっと強めに降ることも。地元の人に聞くと、こんな日は、それでも海に行って、寒くなったら温泉というのがパターン。あれこれ考えたが、神津島に来て赤崎に行かない手はないのでいきましょ。魚は沢山いましたが、ちょー寒かったです。(ちなみに水温28度、気温28度。風が強くて遊泳注意となってまひた。)
 夕方の釣りも、相変わらず魚影が薄い。なんて思ってたら、まっもな魚ヒットー!島サイズの大物ではないけど、この走りは間違いなく美味しい青物。よっしゃーと思ったら引き上げるときにバレました(泣)。25~30センチぐらいだったと思います。魚種は分かりませんが、たぶんカンパチ?でも、唇が切れたと思われるので、シマアジだったかも。どっちにしても・・・・刺身が・・・・。さらに、なんか重いのが釣れたと思ったら・・・なんとハリセンボン(笑)オチがつきました。

ちゃんちゃん。
 てなわけで、昨夜の残りのハタンポと飯盒炊飯でした。
 日が暮れてからの釣りは、釣り人がいない。でも、幸先よく20センチのアジ。アジは群れで泳ぐし、その群れに大物もやってくるし最高の展開じゃないかと思っていたのですが、いつもの夜のハタンポまつり、はぁ。しかも風が強くなって帽子が飛ばされてしまい、安全のために終了。さっさと寝る。
4日目
 5時過ぎに起きて朝食。帰りの船が前浜なら早めに準備しないと厳しいから急がざるを得ない。でも多幸湾でした。もうちょっと早く分かればいいのになぁ。
ってなわけで船に乗る。途中、ラブラブカップルと話ししたけど、伊豆諸島ってリピーターが多いっす。それだけ良いところなんでしょうね。飯が上手くて海が綺麗で、島ごとに個性があって、時間の流れが遅くて・・・。お盆の一週間以外は夏でも混雑感はなくて、東京発着で船旅。よさを知ってしまうとねぇ。
 それにしても、疲れました。いつものことですけど、休暇っていうより修行って感じです。全力で遊ぶって感じで楽しいんですけどね。

今年も神津島に行く

 今年も神津島に行きます。7年連続かな?アホですね。
例年なら9月の最初の週末に合わせるでですが、今年は9月に休日がなさそうなので(滝汗)8月にしました。学生とか多くて嫌なんですけどね。
 それよりも、今年気にしているのは、天気予報。思いっきり雨予想です。過去にも雷雨や強風にあったこともありますが、予想自体が雨ってのはなかったなぁ。
水温も異常に高いみたいで魚も釣れていないみたいだし、こりゃ難儀なキャンプになりそうだな。
 それはそれで楽しくないって事にはならないと思うけどね。

神津島

初日
今日は普通に出勤の為、島に行くための荷物と会社に行く鞄の両方をもって家を出た。通勤の電車の中で大荷物は大迷惑だが致し方ない。
仕事が終わるの18時。無事に終了したものの、船着き場までは30分だし、出港は23時。すぐに帰らずに会社にいると「飲みに行きませんか」と天の声。持つべきものは気の使い方を知ってる仲間である。
無事に出港し、自分の席についてみると旅なれた風の夫婦がいる。ビールを飲もうとしていたので、すかさず私の手持ちのビールも空けて乾杯。これで話がしやすくなった。話を聞くと、なんと夫は30年以上の伊豆7島の常連。結婚してからの少なくとも年4回、多いときは月2回も来ているとのこと。年1回の私とは比べ物になりませぬ。ちなみに今は大島の動物園のラクダが大のお気に入りだとか。人の事を言える立場ではないが変な人たちだと思いつつ、夫婦が凄い仲良しだったんで、ちょっと羨ましい。
と言うわけで、後は寝てれば神津島につくだろう。ぐうぐう。
2日目
島に到着したのは9時。ほぼ予定通りだ。チェックインして荷物を起きたいので宿(有料キャンプ場)に行きたいのだが、バスの都合で赤崎のシュノーケルスポットへ。海にはいるとメッチャ水が温かい。体感によると気温30℃水温28℃ってところか。温水プールかと思ったよ。何はともあれ水中散歩開始。買ったばかりの防水カメラを駆使して写真を撮ろうとするのだが、自分は波で動いているし魚は泳いでいるし、フレームに入ってくれないんです。難しい…。
昼になってご飯を食べようと思ったが、売店が開店していない。昨年、一昨年も閉店と言っておきながら、昼時だけ開店してたから安心してしまっていた。今日は昼飯抜きである。
2時まで泳いでバスに乗ってキャンプ場についたのは3時過ぎ。この辺はなれたもので、さっさと荷物を開けて、テントを張って釣りにいこう。食料は米しかないから、釣らないとオカズがないのだ。
最初に釣れたのはシマダイの小さいの。それが3匹。狙った魚とは全く違うが食える魚だ。他にもムロアジとタカベの子も釣れた。これらは泳がせ釣りの餌にしたが当たりがなくて結局自分で食べた。
夜も釣ったが、ハタンポばかり。まぁこれはこれで美味しいで一夜干しにしておく。明日の朝御飯のおかずです。
3日目
朝6時起床。完全に寝坊だ。夜明けと共に釣りは難しくなる。案の定つれない。ってにわか雨。びちょびしょだ。昨夜の一夜干しが役にたった。
日中は山登りするか、再度泳ぐかといったところだが、疲れているのでゆっくりしよう。昨年までは疲れていても遊んだけど、もうむり。40歳だから…。でも多幸湾で少しだけ泳いだ。だって暑いんだもん。
万を持して釣りにはいるが、釣課 はあがらず。こりゃダメダメだ。食べる分だけはつれるけど、釣りたかったカンパチはどこへやら。釣れていると聞いていたシイラもイサキもどこへやら。
そうそう、諦めて納竿のとき多の人が大きなイセエビを釣ってた。しかも密漁になるからリリースだって。もったいない。
最終日
今度こそ4時に起きて釣る。っていうか、またにわか雨。テントの中だとうるさいのです。だから目が覚めた。雨音が止んだので出よう
夜明け前にハタンポを釣って、それをエサにカンパチを狙うも回游してきません。こんなに頑張ったのに、当たりもないとはねぇ。毎年のように神津に来ているけど、こんなのは初めてです。
6時半まで釣りをして大急ぎで片付け。もちろん飯盒炊飯で朝食も食べる。われながら、手際がよくなったものだ。 あとは船にのって帰るだけ。そして船の中でこの原稿を書いてます。スマホ+キーボードです。世の中便利になりましたね。
それにしても、今回は異常に疲れました。先程も書きましたが、これが40歳クオリティなのでしょう。
さてと、原稿も書いたしビールのんで寝ます。船が東京につくのは17;30です。

明日の夜から神津島へ行きます

 我ながら、馬鹿じゃないかと思います。なぜ毎年のように行くのか?正直なところ、飽きているところもあるんだけど、ほかに行く計画を立てるのも面倒なんですね。きっと。
 それと、行くたびに課題が残ってしまう。前回、一番悔しかったのは、大物の魚を釣るつもりだったのに、一瞬でハリスが切られた事が複数回あったこと。普段は小物を中心の私。私なりの装備では相手にもならなかった・・・。
 今年は道糸はPE5号。ハリスは8号~10号の仕掛けをチョイス。釣り具屋でも売らないところも多いだろうレベルの仕掛けです。いくら島とはいえ堤防から釣るんだし、これなら切れないと思うが・・・っていうか、これでも切るようなレベルなら軽装で臨む私が海に引きずり込まれるかもしれない・・・
なにはともあれ、明日の夜から始まります。