ただいま

 かえってきました。
ざっと振り返ってみましょう。
出発日
 早朝だったが、しっかり起き上がり、準備も万端だった。いや、だったはずなのに、車に乗って時計を見たら・・・・ギリギリ一杯じゃないですか。眠たいのでゆっくり運転したかったのに、大急ぎで車を飛ばす。飛行機は8:20発。道が込んでいたら間に合わない。空港の近くで、駐車場が一杯だからと、表示にあわせて手前で右折。てっきり左側に駐車場があると思ったのに無い・・・。しばらく走ってこれはいよいよヤバイと折り返すと、曲がったところのすぐ右側が入り口だった。急いで駐車場に停めてエンジンを切るとき、時計は8:05。急いで飛行場内へ入り、チェックインカウンターへ行くと「東京便の方ですか」と待ち受けていた。クレジットカードでチケットレスなので、通常は機械でチェック→荷物なのだが、直接荷物受取所へ行ってカードを手渡し。別に荷物は小さいかばん一つなのでと思ったが、ダーツが入っている。これって危険物扱いでダメな場合があるので、預けるのだ。その後、急いで搭乗口へ。後ろからさっきの人が追いかけてくる?なんとカードを預けたままだった。危ない危ない。
 無事に羽田へ。正直なところ夜まで予定が無いので、品川付近を散策、吉野家で豚丼。相変わらず、吉野家の豚丼は不味い・・・。そのまま汐溜付近まで歩き(遠かった・・・)暇つぶし。半年前に来たから、あんまり新鮮味が無い。が、この辺の新しいエリアは、休憩するベンチが多いので、それを当てにしているのである。なんせ金が無いので、喫茶店に行く気にもならない。待ち合わせは18:00だが、暇だったんで17時には渋谷の待ち合わせ場所へ。ハチ公口付近から、3面ある大型スクリーンを見ていたら、怪しげな兄さんにラジオ番組の取材。「あなたが一番充実していると思う時間」と言うタイトルでアンケートに回っているらしい。今の状況を説明するのは面倒だし、岡山から来てるとか言うと、なにやら質問が増えそうなので、多趣味だが、仲間と飲んでいるときが一番の充実タイムです。とマイクに答えて、千葉県のわくさん(本名で答えた)と言っておいた。放送されたかどうかは不明だが、ぼけっとしてると何か起こる。流石は都会である。
 そんで、友人に再会。このエピソードは、えらく腹立たしいもの、いや悲しいものだったので、詳細は書かない(うまく書けない)。今回の放浪で日程的な予定が完全にない状態なら、間違いなく途中で憤慨して岡山に帰っていただろう。それぐらい不機嫌な目にあった。そして不機嫌な私に対して、侘びの言葉もいえないような相手に見ていて、私は悲しくなってしまった。
 ちなみに、この日の夜は、サッポロ・ライオンのレストランです。
この日は、千葉の船橋市の実家へ帰る。
 2日目
 この日は、終日暇が確定している。ゆっくり起きて、東京見物でもなんでもブラブラしようと思ったが、歩けない・・・。ヒザが痛いのだ。それでも、歩いているうちに大丈夫だろうと思って、実家から近隣の駅へ向かい、100円ショップでサポーターを買い装着も、戻ってまたゴロゴロしてしまった。実は、今回の放浪は暇するのが明白だったので、家から司馬遼太郎の「竜馬が行く」を1?6巻まで持ってきている(全8巻)この本の話は別に書くが、なによりいい暇つぶしだ。放浪中、暇さえあれば読んでいる。
 夕方になり、飲み仲間から電話。やっと用事ができた。津田沼駅で待ち合わせ、学生時代から世話になっている「居酒屋・水滸伝」にて飲む。私が無職で、どーしようかと話をしている際、どうせなら北海道とか、沖縄とか、極端に遠くに言ってみるのはどうか?と提案され、「そりゃ言い考えだ」とまともに受けてしまった。なんというわけではないが、居酒屋大好き人間でありながら、飲み仲間が少ない私には、関東に帰るたびに一緒に付き合ってくれる学生時代の仲間がいるというのは、本当に嬉しい限りである。
今日も実家で泊まる。
 ちなみに、明日も実家どまりだが、この実家、空き家である。風呂も暖房器具もない。布団があるだけである。水は出るので、トイレは使えるが、なんせ寒いのである。もう泣きそうである。さらに、この日は、この一食だけ。
 3日目
この日は、南下。房総へ行ってみる。相変わらずヒザが痛く、階段を下りるのが辛い。
取り合えず、津田沼駅で、回転すしを5皿。
 木更津から、知人の車で南下(一昨日の友人である。私は、何を言い出すか解らない自分を抑えてなるべく無口)千倉までいく。そこは花畑が・・・。これぞ房総である。2月だというのに花畑には色とりどりの花が咲いていて、イチゴ狩りならぬ「花摘み」がこの季節の観光の目玉だ。千葉はあったかいというイメージは、県の花の菜の花が1月から咲いている写真が観光の写真で出ているからだが、実際に、冬から花が咲いているのは、最南端のごく一部。あったかいとまでは言わないが、おそらく平均気温は高いのだろう。この時期の花畑はインパクトがあります。で、おいらはといえば、花摘みなどせず、磯遊びしてました。ちなみに岡山のような瀬戸内海では、綺麗な海というのは存在しません。しかも、絶壁が多くて、気楽に磯遊びできるところはありません。千葉は、九十九里より南、東京湾より南の付近は、透明度の高く、遊べる地形の海が多い。一つ残念なのは、私のヒザが絶不調で磯遊びが十分にできないことである。この日の夜は、鴨川で回転すし。うーん。昼の回転寿司は失敗だった。
 実家で宿泊。
 4日目
朝から浜松町へ。高速バスで米沢へ向かう。米沢には親父が住み着いているので無職を理由に会いに行くのだ。
 朝御飯は、サンドイッチをバスの中で食べる。この時点で乗っているのは私一人だけ・・・おいおい。東京鮫洲で、4組ほど乗車してほっとしてしまった。まさか、一人で運転手の親父と長距離ドライブかと本気で思った。
 夕方米沢へ。最近は好天気だったらしく、豪雪地米沢も道端は平気でなんか拍子抜けぐらいの気持ち。ただし、雪掻きの雪は山のように残っており、豪雪ぶりをうかがわせる。この日は、ビジネスホテル宿泊なので、到着後、即チェックイン。シャワーにありつけた。夕方5時ごろ町を散歩するも、殆どの店が閉店したまま。米沢ラーメンの看板に釣られて食べてみたが、うーん、さっぱりしょうゆ味。正直なところ、これといって特徴も無く、なんだろうなぁという感じ。親父はまだ仕事から戻らないらしく、親父の行きつけのスナックに向かうと、ご丁寧に晩御飯の用意をしてくれている。実はこのお店、移転しているものの、学生時代に親父とあったときに一緒に来ている。もう何年前の話だろうか・・・。晩御飯は和え物とか、そういった類のお通しにもなる料理を中心に数種、古代米の御飯とかす汁(酒かすの入った味噌汁)。なに言うものではないが、手料理らしい手料理を食べられるのは嬉しい限りである。

 5日目
 親父の住居兼事務所に案内され、今日はそこを本拠地に動く。歩いて回れる観光地しかいけないので、取り合えず上杉神社。どうでもいいが、雪が沢山残っている。雪掻きをしていないと思われる広場は、2m以上の雪が残り、逆に雪掻きの雪捨て場?ではイヤというほど積み上げられている。その後で、日本酒の酒蔵博物館。ここは、酒蔵の民族資料館。古い道具やらなんやらが展示され、古い酒蔵の状況が解るようになっている。試飲ができるとのことで、入場料315円分は飲んだと思う。流石に美味しい酒である。ちないに、このときの最高気温は3度。平年並みだというが、今年はニュースの通りの大雪のなので寒かったらしく、今日はあったかいらしい・・・・。
 そうそう、こういうところの暮らしで、思うことがいくつかある。やはり雪である。雪掻きをしないと、車が出ないとか、交通できないとか、そういう問題を連想するのだが、それじゃすまない。家がつぶれてしまうのだ。また、屋根に積もった雪が落ちてきて死者がでる。雪と戦っているのだ。雪国以外で生活している人は、この辺の感覚が皆無である。昨夜のスナックでも、雪掻きの話題は雪国の話題の中心である。よそ者が、何を言ったところで始まらない。雪国と、豪雪地帯とでは雪の重さが違う。
 また、雪国の昼間は想像以上にまぶしい。世の中の大半の景色が真っ白なので、ものすごく明るいのである。私のように夜型人間には、昼間の散策はまぶしくてしょうがなかった。冬山といえばスキーリゾートを思い浮かべる人が多いと思うが、何も無い豪雪地ではまったく違う生活があることを思い知らされた。
 この日の昼ごはんは、上杉神社周りの米沢ラーメンの店へ。
とはいえ、米沢にラーメン専門店なんて無いのである。まぁ、無いとまで言うと嘘かもしれないが、いわゆるラーメンブームにのっとったご当地ラーメンである。お土産ラーメンを、そのまま店のラーメンとして売っているような状況である。先も書いたがスープはあっさり醤油。なんの変哲も無いありがちな中華蕎麦スープ。特徴といえば麺かな。生麺にしては、ちぢれ具合が激しい。色もちょっと黒っぽい。維持はよく解らんが、このちぢれ具合はたいしたもんである。言い方は悪いが、生めんなのに、インスタント麺のようなちぢれ具合は新鮮だが、このさっぱりスープでは、安っぽく感じてしまう人も多いんでは?お土産用に観光用に作ったという感はぬぐいきれない。
 夜御飯は、やはりスナックへ。今日の目玉は、ふきのとうの天ぷら。今年の初物。春の味である。なんというか、私が岡山から出てくるというだけで、このスナックのママは目一杯の「おもてなし」をしてくれる。ふだんからまともな晩御飯を出す習慣は無いだろうし、基本は、おいらのためのメニューである。これをご馳走といわなくてなんていうのだろう。しかも、ふきのとうは、昨日に同席したお客さんが持ってきてくれたものだ。毎年のことなんだろうけど、おいらが食べることを知っていて、持って来てくれたことに違いは無い、おいらには、その気持ちが嬉しくてしょうがないのだ。
「おもてなし」の気持ちはなによりも素晴らしいものである。私も、岡山に来てくれた友人知人には、同じように心がけているが、流石にふきのとうには感動させてもらった。さて、この日の夜はバスで東京へ。お土産が無いことに気がついたが、店も開いてない。街中で一軒しかないセブンイレブンで、せんべいを買ってバスに乗る。

6日目
 6日目といっても何も無い。まだ薄暗い有楽町からモノレールで羽田へ。お土産を買い足して、チェックイン。搭乗までの時間、売店でビールを頼んでお金を払って去るとき、「朝からよく飲むねぇ」と店員のおばちゃんの声が聞こえた。うーん。「おばちゃん、そういう言葉は、私に直接言えばシャレなんだけどなぁ・・・」と心でつぶやく。そして帰ってきた。
 とまぁ、そういうことです。いくつか書きたいことがありますが、また書きます。

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