温泉たまご

 毎日、玉子ごはんで朝を迎えるのだが、飽きてきたので、温泉玉子にグレードアップしてみる。ちなみに、温泉玉子って、高級玉子より高かったりしますし、温泉玉子が作れるグッズとかあるし、ネットでも、あーでもないこうでもないと工夫している人がいますが、なぜか普通に作ろうとしません。もっと素直に作りましょう。
 そもそも温泉玉子はどうしてできるのか?
それは、卵白と卵黄の固まる温度が違うから出来るんです。卵白は、60度ぐらいから、ちょっとづつ固まりますが、実際にゆで卵状態になるには80度近い温度が必要とらしいです。なお、卵黄が固まるのは65度ぐらいからですが、70度程度で火が通ります。
つまり、玉子全体が(←これ大事)65度から70度になるように、ゆっくり調理すれば、全体がドロドロになるわけです。私が和食の料理人から聞いた話は「たっぷりの水に玉子を入れて火にかけ、67度になったら、その温度をキープしたまま25分。」と言うことでした。温度計を使えば、以外と簡単です。コツは、67度までの時間も、火は弱め。50度を超えたら極細火。火を止めても、ちょっとの間は余熱で上がるので、65度には火を消して様子を見る。温度を、65度から70度に25分間キープした後は、流水で冷やします。ドロドロ加減は好みですが、決めた時間を過ぎたら、早く覚ました方が良いです。なお。大きな鍋で大目の水で作る方が水温が安定します。小さい鍋だといくら火を弱くしても、すぐに温度が上がってしまうから調整しにくいのです。
 え、25分間も温度計見てられないって?いやいや、やってみるとゲーム感覚で、思ったよりは気になりませんよ。
 温泉玉子って、生卵より日持ちしますから、私のように毎朝食べる人なんかは、1パックまとめて作るのがよいかと。(その方が簡単です)IH系の調理器なんかは、自動で温度調節できるのもあるでしょうね。
 でも、この王道のレシピってネットで探しても出てこないんですよ。不思議ですよね。

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