いろいろ言われていますが、今回、来年から希望枠撤廃の方向が濃厚で、それでアマチュアが大反発だそうです。それぞれの言い分は理解できます。それぞれごもっともです。
ただ、かわいそうなのは、これからドラフトを迎える選手たちです。ドラフトの標的なる選手のほとんどはプロになりたいと思っているわけで、行きたい球団とか条件とか、それぞれ希望にあわせて将来を決めるわけです。それが、大人たちの勝手な意見交換で、急遽変更しているようでは困るのです。
高校生のときにドラフトを捨てて、希望枠のために大学に行った人もいます。
ちなみに言わせていただきますと、アマチュア側の言い分も、結局は利害関係です。アマチュアがアマチュアにこだわるのは、そうすることでプロに選手を送るアマチュア団体としての価値が上がるわけです。問題があったから、いますぐどーしろこーしろと文句を言い合うの場所に、選手が居ないのが、その証拠です。
アメリカのように、プロとアマと明確に分かれていなければいいのですけど。
あ、他の競技もそうですよ。アマチュアがうるさい団体の幹部は、アマチュアであることで、寄付金とか、助成金とか、財界から利益を得ているんです。(フィギアとか、ボクシングとか)
プロ側とアマチュア選手が、直接交渉されると、アマチュアのブランドがなくなるわけで困るのですね。