帰路

 最終日の朝、雨がぱらついて、その音で目が覚めました。飛び起きて、外に出しっぱなしの一部に持つと、コンロを移動します。朝食は「サッポロ一番」で、屋根のある水場で、作ります。その後、テントも片付け。組み立てよりも片付ける方が大変ですが、6時過ぎには受付の近くまで荷物も運び終えました。
 まだまだ時間があるので、近くの遊歩道から神社の案内を頼りに散歩。おいこら、観光客向けの案内板に書くのなら・・・と思うほど草ぼーぼーの参道を通ったら、水場があるだけ。うーん。足に草の切り傷を増やしただけでした。
 受付に戻ると、色んな国の外人がわらわら。そういえば、テントがどこか知らないけど、キャンプ中に何度も見かけたっけ。私を施設の従業員だと思っていたようで、変わる代わり質問されたっけ。1つの団体だったんですね。その中の一人に、「何泊したんですか?」と声をかけてみた。するとタドタドシイ日本語で、2泊。ん?ってことは一緒か?ん?あ、あぁ。いた。そういえば、白人が何人かいたし、中国語を話している人もいた。そして、今話しているアジア人。あのTシャツ着てるジャン。おぉぉ。なんて思っていたら、その団体はタクシーで早く出てしまった。お土産を買うから先に出るんだとか。私はバスで港へ向かう。
 港の待合室で、また、同じ団体に合った。こちらが会釈すると、「よく合いますね」っ言われた。なんというか、行きも帰りも宿泊場所も一緒なんだからね。もちろん、このときには、Tシャツとか、外人とかではなく、ちゃんと顔で見分けが付いている。
 船が出港後、椅子席で一人のんびりしていたら、新島から一人のおっさんが隣の椅子に座った。一人と言うのは珍しいので話を聞くと、夜行便で新島に来て、その折り返しのこの便で帰るという。仕事とはいえ船に18時間乗って仕事は数時間とは。何度も伊豆7島に来ているようで、そんな話で盛り上がったら、ビール一本おごってくれた。
 大島も出て東京湾に入ってからデッキに出てきた私は、例の団体を発見。合うたびに会釈ぐらいはしていたのだが、Tシャツのおねーさんからお声がかかり、一緒のテーブルで話をすることに。お菓子までも。一口食べたら「食べてくれて嬉しいって」あ、そうか、これは文化の違いだな。どうやら、語学学校の学生さんで、国籍は結構バラバラ。おねーさんは、中国の南東。台湾のある側から来ているんだそうな。他にも、中国の数箇所、韓国、アメリカ、ニュージーランドなど、さまざま。男はどーでもいいけど、女性はみなさんアジアンビューティーですね。
 おねーさんがレインボーブリッジの下を通るときに、熱心に写真を撮っていたので、その写真を撮っているところを取ろうとデジカメを向けたら、びっくりされた。そして仲間の人が、一緒にどうぞと写真を撮ってくれた。唯一、自分が写っている写真です。おねーさんは、「綺麗じゃないけど」なんていってましたが、素敵な笑顔で写ってくれてありがとう。が、隣にはおっさんが写ってますねぇ・・・・キャンプ場の従業員と間違われるわけです・・・・。
 あ、せっかく、交流したのに、電話番号はおろか、名前すら聴いてないですね。国際交流なんて今の生活では考えられないし、素敵なおねーさんだったしなぁ。

 最後の写真は、太平洋から見えた富士山です。何回かこの船に乗ってますが、この景色は珍しいです。

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