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スポンジ実験の続き

 コマツナをスポンジで発芽させる実験の続きです。この写真で9日目。室内なので、窓に向かって伸びていくので、みんな斜めに細長く成長してしまうのはご了承ください。
 さて、あまり前回と状況は変わっていないようだ。根のもぐり加減の悪かったメラニンスポンジだが、現段階で上の部分はそん色なく成長しているようだ。3層スポンジは相変わらず発芽しない。キッチンペーパーは、ちょっと成長が遅れている。なお、写真では解りにくいが、土だけは、茎の伸び方がまっすぐじゃない。ただし、これが土と関係があるかは解らない。
 ちなみに3層スポンジの下にあるのは、3層の真ん中にある部分だけにしたもの。前回の状況から変えたので、実質4日目といっていい。保水力は高いようであり、根のもぐりもいい。今後の成長が楽しみである。
 なお、この写真の撮影後、容器を大きいのに変えて、一つ一つのスポンジの感官を広げ、さらに倒れるのを防ぐために、プラスチックのコップを筒状にしてかぶせた。今後は根が更に伸びてくると思うが、土などは入れていない。

コマツナで、種まきスポンジを比較する中間報告

 種まき用スポンジの比較の中間報告。写真は4日目
 大きな特徴は、左下の赤、黄色の3層スポンジでは発芽すらしていないということ。これらのスポンジの外には、目の洗い水通しの良い材質で出てきている。目が粗いので、その目の間に根が広がればと思ったのだが、水を吸い上げないので発芽してくれないようだ。3層の間には水を良く含むスポンジなので、この部分だけで実験してみたいような気が、この時点ではダメダメ。なお3層スポンジといっても、いろんあタイプがあるので、注意して欲しい。
 左上のメラニンスポンジだが、成長に差がある。また、あまり深く根が伸びていないようだ。右上のノーマルタイプ、次の泡立ちタイプは殆ど同じ。後者は気泡のような隙間が合って、そこに種を転がしたのもあり、その芽は確かにその穴から下に伸びているが、さほどの効果は見られない。キッチンペーパーの場合は、育ちは同じだが根はもぐりにくそうで、表面につかまっている感じ。土に伸びた根は身近ながらも枝分かれしていて太い。一本だけ縦長に伸びるスポンジとは成長の仕方とは明らかに違う。バーミキュライトに伸びる根は、毛細になっている部分が多めで、空気と水を吸い込める状態になっている気がする。

コマツナで、種まきスポンジを比較する

水耕栽培なんかで、培地としてスポンジを使い種を蒔くことがあるが、一言にスポンジといっても、けっこうな種類がある。そこで、いくつか比較してみることにした。目的は収穫ではなく、本葉が出てくる頃までに、どれが一番健康そうに育つかの比較です。なお、写真を説明すると
メラミンスポンジ  ノーマルスポンジ
泡立ちスポンジ  キッチンペーパー
3層スポンジ    3層スポンジ(反対側)
右の土は、私がよく使っているもので、水で増えるヤシの園芸土にパーライトを混ぜたもの。そして、バーミキュライト。玉子パックの底に穴を開けての参戦です。
種も、スポンジ(培地)も全て100円均一で購入したものです。