ダーツのフォームを研究する

まずは
シミュレーション

 ダーツのフォームには、足の先から指の先まで、それぞれいろいろな観点があるが、まずはメイン部分である腕の振り方について動画で考えてみる。

”を固定して、曲げて伸ばす
肘を固定して、現実的な角度で投げる
Iの固定よりも、ダーツの起動を重視する

の3パターンからなるが、△留覗を見よう。ほとんどの場合、ダーツは斜め上に向かって投げることになるが、このダーツが斜め上の角度に飛ばすためのポイントは小さく、リリースポイントは思いのほか手前であることもわかる。ダーツは腕を引かないと飛ばないといわれるのはこの辺にありそうだ。
  また、ダーツを上に向かって投げられない人の話しも理解できる。角度が付かないのは、リリースのが遅いから、ボンフライになるのは、早すぎるから、結局、リリースポイントが悪いということになるのだが、早い、遅いと、人に指導したとしても、身体で覚えないと直らない。ダーツの軌道を決めるのは、リリースポイントだけであり、非常にシビアであることが改めて解る。
 次にのパターン。これは、フォロースルーを重視して、ダーツを軌道に乗せることをイメージしたパターン。肘が上下に動くので、いささか不安定だが、自分の腕の振りとダーツが飛ぶイメージを一致させやすいメリットはある。フォロースルーでコントロールできる点はいいが、ダーツを押し出すことになるため、遠心力が使えない。つまりは、力が必要=体がぶれやすい。と言う不安定要素を伴うことになる。

 なお、ここでは、ダーツは斜め上に上げることを基本に書いている。ダーツを上に投げるのと、下に投げるのとではリリースの感覚がまったく違うものである。

前傾姿勢と
リリースポイント

肘を固定すると、リリースポイントがシビアになると書いた。これを少しでもフォローすることが前傾姿勢によって解決できる。もちろん、ピンポイントで狙うのがダーツなので、上級者レベルでは関係の無い話かもしれない。ところが、初級者にとっては、いや、初心者を教える機会がある人には知っておいて損はないと私は思う。
  先程も書いたように、ダーツのリリースポイントは、意外と身体に近くてシビアである。つまり、ダーツの軌道は、投げ初めから少しのところで決定している。フォロースルーには、自分のフォームを見極める効果があるが、あくまでもフォームをコントロールすためのものであるのも、疑いようの無い事実だ。


 

ちなみに、人間の肘は、目一杯曲げても、180度にはならないし、伸ばしても0度だ(人にも寄るけど)、肘が固定され、腕が円形に動くとすると、ダーツボードに刺さる角度の範囲は非常に小さい。この画像は、肩から肘のラインを床と平行にした場合の投げ方と、前傾姿勢のときの投げ方を比べたもの。ちなみに、モデルを傾けただけで、フォームもダーツの軌道も同じ。それでも、後者の方が、ダーツが良い飛び方をしているように見えるのはなぜか?
  結論から言えば、投げ初めの角度が上向きから、斜め前に角度が変わることになるからだ。投げ始めは一番力の入る場所なので、このときのダーツのベクトルが、ボード側に向いている方が、力の効率は良いはずだ。無駄な力が減るという事は、それだけフォームが安定するのということ。また、ダーツの軌道に近い状態から投げるので、フォロースルー方の初動に近くなり、イメージもリーリースもしやすくなる。

※なお、上記の映像は、極端な例で、実際には右足に体重を書けて、右肩が上がらないようにし、肘の高さを調整することになる。この辺の仕組みを知っておくと、いくら頑張ってもダーツが的に届かない初心者プレーヤーの気持ちがわかるようになる。

重心を右足に

 ダーツを投げるときは、重心を右足にかけけるが、どうにも間違っているような気がする人が沢山いるので、緑色のモデルさんに登場してもらうことにする。ダーツで言う右足重心とは、右足から、頭までのラインを直線上にするのが基本である。
 

  ,海凌泙基本
  △録板垢低い人に多い。右足に体重は掛かっているが、斜め上を目指すせいか、上体がそってしまっている。見た目も苦しそうだが、ダーツを前に投げるというよりも、上方に突き上げる感じなる。肘の位置が高くなりすぎる。この体制で投げても、ダーツ力が伝わりにくい。
  は前のめり形。右足に体重が乗りすぎている。左足と右手が「やじろべえ」のような関係で、不安定である。
  しかしながら、ダーツボードに近くなるというのは、確かにメリットなので、初級〜中級クラスであれば、好結果を生むことも多いが、程ほどにしたい。

 なお、どのような形にしろ、バランスを取るための左足を忘れてはいけない。なんとなく後ろに下げているだけの左足だが、スタンスを取るときに、左足にも意識を持つことで上体が確実に安定するので覚えておきたい。

身長について

 ダーツのフォームを考える上で、身長は大きくかかわってくるのが、上記の話でわかると思う。特に、肘の高さやリリースポイントは特に身長で変わってくることを理解しておかないと、大変な間違いをしてしまうので注意したい。

なんのかんの
練習あるのみ

 いろいろ書きましたが、上手になるためには練習しかないので、練習しましょう。ダーツは戦略要素があるから面白いのですが、基本は単純な遊びですから、色々考えるよりも基本練習を繰り返すしかありません。このような知識は、悩んだときのヒントでしかないのです。