輪番停電(計画停電)時の注意事項

停電に関係することの多い設備屋として、輪番停電(計画停電)時の注意事項を挙げておきましょう。
懐中電灯ぐらいは持っておきましょう。
 最近の人は真っ暗と言うものを経験していないので甘く見ています。
②水はもちろん、トイレが使えなくて困るケースが多いです。
 3階建て以上はほぼ間違いなく水道が止まり、最近の電気を使用しているトイレは使えません。ガスも最近のは駄目なものが多くなっていると思います。一時的にでても多量の水は出ません。
③エレベーターが使えません。
 高層の建物にいるひとは異動しない、あきらめるのが得策です。体力があっても暗いために階段も危険です。とくに停電間際にエレベーターに乗り込んで閉じ込めに会わないようにしてください。「まだ動いている」と言って乗らないこと。
非常照明を当てにしないでください
 停電になってもビルなどでは非常照明が点灯するため、懐中電灯などを持たないで移動する人が大多数だったりします。絶対にやめてください。30分も電気がついていればラッキーです。安全な場所に移動するための時間稼ぎの明かりです。その後は一寸先も見えない真っ暗闇です。
⑤今回の地震で、発電機を室内で使って一酸化炭素中毒になる人が出ています。
などなど、これは実経験によるものです。備えておけば、短時間の停電など困りませんが、甘く見ていると非常に困ります。ようは家の中のような、暗くても安心な場所で動かないことです。家に居る人は布団のなかで寝てしまうのが一番だと思います。そういえばNY大停電の10ヵ月後ベビーブームが会ったとか・・・笑。
 ちなみに晴れていることが前提ですが、月明かりは意外と明るいことに気が付くでしょう。月が無くても満天の星空が広がるでしょう。安全な場所を確保して、停電中は星空を楽しむぐらいの余裕を持つのがちょうど良いのかと思います。

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