種まき用スポンジの比較の中間報告。写真は4日目
大きな特徴は、左下の赤、黄色の3層スポンジでは発芽すらしていないということ。これらのスポンジの外には、目の洗い水通しの良い材質で出てきている。目が粗いので、その目の間に根が広がればと思ったのだが、水を吸い上げないので発芽してくれないようだ。3層の間には水を良く含むスポンジなので、この部分だけで実験してみたいような気が、この時点ではダメダメ。なお3層スポンジといっても、いろんあタイプがあるので、注意して欲しい。
左上のメラニンスポンジだが、成長に差がある。また、あまり深く根が伸びていないようだ。右上のノーマルタイプ、次の泡立ちタイプは殆ど同じ。後者は気泡のような隙間が合って、そこに種を転がしたのもあり、その芽は確かにその穴から下に伸びているが、さほどの効果は見られない。キッチンペーパーの場合は、育ちは同じだが根はもぐりにくそうで、表面につかまっている感じ。土に伸びた根は身近ながらも枝分かれしていて太い。一本だけ縦長に伸びるスポンジとは成長の仕方とは明らかに違う。バーミキュライトに伸びる根は、毛細になっている部分が多めで、空気と水を吸い込める状態になっている気がする。
月別アーカイブ: 2007年7月
肥料の比較栽培の結果
モニターとして頂いた液肥の花工場EX、水耕栽培に使うのは無謀だと思ったのですが、無謀でした。ご覧の通りです。写真の左側がハイポネックス微粉、右側が花工場EX。
セットしたのが7月17日ですから、10日で決着です。数日間はあまり変化無し、いや、草丈や根に変わりは無かったのですが、どちらかと言うと、花工場のほうが、葉の感じは良かったです。葉の厚みはあったし、繊維も柔らかい、でもしおれてしまうような弱さは無い。このときのハイポネックス側は、ちょっと筋っぽく感じました。もしも、これが葉を食べる植物だったら、あきらかに花工場で育ったほうが美味しそうな葉だといえるでしょう。ところが、一昨日辺りから、急に天気が良くなり変化が見られました。ハイポネックストマトは、ここぞとばかりに成長を始めたのに、花工場トマトは、ついてこれず、元気がなくなってしまいました。豆腐パック内の液肥の減り方も、この時点で大きく変わります。勝負アリです。
土壌栽培の追肥として作られた花工場が、水耕栽培でも実績のあるハイポネックス微粉にまけるのは当然なのですが、最初の段階で、花工場のほうが美味しそうな葉をしていたことに注目したいと思います。つまり、これが葉物野菜だったらです。もちろん、それでも種から全て花工場では期待できませんが、葉物野菜を収穫する頃に、花工場を使うとより美味しいのではと思います。(やってみないと解りません)
ちなみに、庭の植物に水やりするときに、ちょっとだけ、じょうろに入れて使っています。推奨されている濃度より薄いですが、天気がいいと、最低一回は水をやるので、回数は多いです。マイガーデン粒肥料との併用になるせいか、順調に成長しているようです。特にキュウリは、良いものを、朝の朝食にかじっております。一般的な肥料は肥料やけとか怖いのですが、この利用方法は、使う側の気持ちの上でも安心です。
ナスの枝から水耕栽培に移行できるか?
庭のなすびが実をつけなくなった。と言うか、殆ど花が咲かない。調べてみると、真夏に一度きり戻しして、秋茄子を収穫とあるが、今の状況で終わりなら、まだ数個しか取ってないのにあんまりだ。テントウムシダマシが葉をかじるからいけないのだろうか。
何はともあれ、現在、実が付く準備のできていない枝を切り取ってみた。またまた調べると、なすの挿し木は可能らしい。という事は、挿し水して根が出るのを待って、水耕栽培に移行するのも可能かもしれない。少なくとも、トマトの枝を水耕栽培にしたのは、今現在、花が咲くところまできているのだから、同じナス科のナスだってできるはず。なすの水耕栽培って情報は情報が無いけど、やってみる価値はあるのではないかと。写真は昨日の朝に切り取った枝3本。水揚げはしているようです。