家庭菜園の本は・・・

 家庭菜園を試すのに当たって、色々な本を読ませていただきました。多くの知識を得て参考にしているのですが、ぜんっぜん当てにならないことがあります。しかも重要なことです。
1.野菜作りの難易度
 はっきりって、これほど当てにならない評価はありません。一般的に、育成の早い葉物は楽で実物は難しいといわれます。ぜんぜん違います。実物は育成機関が永い分リスクがあるのは確かですし、代表であるナス科や豆科は連作問題と山済みですが、我が家では、どっちかっていうと、葉物のほうが難しいです。なぜなら葉物の最大の敵である、イモムシは、収穫が悪いどころか、存在がなくなるほど食い尽くしますから・・・・。ど素人が葉物をするほうが、よっぽど難しい気がします。
2.成功例しか載っていない
 書いてあることは、成功した例だけです。失敗例は少ないのです。無残な姿になった写真なんて、ちょっと載ってれば良いほうです。写真に掘っているような鈴生りの収穫なんて、素人のベランダや庭では難しいのです。それに大半の本は、プロや趣味の範囲とはいえない規模で楽しんでいる人が書いている本が多いし、そうでない場合も、時間的に余裕が持てる人が書いているので、一般サラリーマンとは根本的に時間の使い方が違うんですね。ましては失敗した例なんて、ほとんど載らないわけですが、そこまで簡単じゃないですよ。
 その辺を理解したうえで参考にしましょうね。とくに、栽培が容易とか、病気に強いとか、嘘だとは言いませんが、ど素人が思っているほど、甘くは無いです。このブログを見れば解るでしょ。興味本位のおもむくままの栽培で、写真のように収穫する確率はかなり低いです。ってか、無理ですから。

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