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神津島・まとめ

 今年の神津は暴風にやられちゃいました。それでも水中で写真を取れたなどの収穫はあります。体は疲れますが楽しいたびであったことには変わりありません。毎度、暖かかく迎えてくれる島の人々。狭い島で観光地も少ないから、あちこちで再開してしまい顔を覚えてしまう旅人の皆さんに感謝します。
 同じ季節に来ると同じ行動パターンになるので来年は時期を変えようかな。初夏のイカ釣りシーズンは魅力的です。久しぶりに式根島に行くのも良いかもしれません。
 ※三宅島に行きたいのですが、まだまだ制限事項が多いんですよね。

神津島・3日目

 朝5:00に行動開始。今日も風が強い。釣りに出てみるも、新たな大物を釣れる状態ではない。オマケに荒波に見え隠れしているのはサメの背びれじゃないのか?これじゃ小魚も狙いにくい。釣りはあきらめたが、手ぶらで戻るのも何なので、湧き水の近くに群生しているクレソンを収穫。これのおひたしと昨日の残りの焼き野菜をおかずに、飯盒のご飯のしたく。ってそのとき、突風が・・・。テントが潰れてしまった。携帯電話で天気を確認すると台風が発生との情報もある。ダメだ。どうやら天気(暴風)は回復しそうも無い。ってことで予定を一日早めて帰ることにした。
 こうなると早い。ものすごい勢いでご飯を炊いて朝ごはんを食べると、テントを片付ける。時間を見つつ港に電話し予定の変更OKの確認をとり、キャンプ場の受付に帰ることを告げる。最後の日のキャンプ料金はあきらめていたのですが、なんと帰ってきました。ドタキャンなのにありがとう。

 戻ってきたお金を使いタクシーで港へ。時間があるので昨日の商店でアンドーナツを買おうと決め、売っていた3袋を買占めて土産として礼を言う。港では、土産の定番のトコロテンを買い船に乗る。あれ、結構、穏やかな天気だったりするのでは?んーまぁいいや帰るべし。

 帰りは行きよりも早く7時間程度の船旅。寝ることもできるし、ビールも飲めるし、景色も見れるし、これといって退屈はしない。東京湾に入り奥に進むにしたがってエメラルドグリーンの海がコンブ色になっていくのが興味深い。海を渡る船は渋滞し、上空では羽田空港の発着便がひっきりなし。慌しくなってくると海上とはいえ東京だなぁと思う。最後はレインボーブリッジを潜り抜けて竹芝桟橋へ到着。
 帰りの電車は混んでいるので辛いところですが、7時間も船に乗っていた人間からすると、1時間の電車は短く感じました。

神津島・2日目

 起床は朝5:00ぐらい。外の天気は曇りですが、青空も見えるので一安心。港に下りて横へそれたところにある湧き水場へ行き顔を洗って目を覚まします。これが冷たさ余って爽快です。その後、朝ごはんを調達するために釣りに出ます。風も穏やかに感じます。ところが防波堤の先端は暴風。これでは大物狙いどころか、風にあおられて身の危険。仕方ないので手前に戻っての釣り。昨日と同じぐらいの子メジナ2匹をゲットです。

 テントに戻り、朝ごはんの準備。飯盒でご飯を炊きつつ、おかずはメジナ。昨日は臭みがあったので、朝は家で採れて余って持ち込んだ野菜たちと煮てみようかと作戦。しかしながら調味料が無いのでインスタントラーメンの粉スープで煮込んでご飯にかけてみました。これが結構美味しかった。
 ご飯の後はバスに乗り、村落のある前浜港へ向かいます。そこで調味料を買おうと思ったのですが、大きなサイズしかなく困ってしまいます。そこで商店の方に聞いてみると醤油を小さなビンに入れて小売してくれるとの事。おおぉ、なんてありがたい。おまけに島で取れたゴーヤまでいただいちゃって合計50円。なんか申し訳ないぐらいだ。

 買い物を終えると早めの昼ごはん。村落に来ているので外食。漬け丼をいただく事にする。ちょっと辛い味付けでしたが美味しくいただきました。うーん。調味料って必要だよな。

 その後、シュノーケルポイントである赤碕へ。風が吹いていて水温も冷たく感じましたが、今回は水中撮影が可能な装備を持ってきているので止めるわけにはいきません。寒さに耐えつつ体を慣らし、マスクをつけて顔をつけるとお魚たちとご対面。寒さも吹っ飛びます。ただし、写真を撮るとなると結構難しい。水中で操作しにくいし、魚は泳ぐし、潮の流れで自分自身も動いてしまうし・・・。そうこうしていたら、近くに居たオネーサンがエビ煎餅みたいのをくれました。これで魚を集められるそうです。ラッキー。おかげで写真が取れました。

 体が冷えたので一旦休憩。岸辺で寒さと戦っているお嬢さん3人がいたので、シュノーケルと浮輪を貸してあげ「お魚沢山いるよー」と伝えて岸へあがります。これが寒いの何の。風が吹いているので塗れた体を冷やしまくります。そこで木でできたデッキへ上がり、風除け対策として寝ます(汗)、木が暖まっていて気持ちいい。
 この日の夕方も釣った魚は子メジナばかり。魚はお刺身にして主食はラーメン。家の庭から持ってきた野菜を焼いて食べることにします。焼いたパプリカと焼きなすが美味しかった。

出航

 20:00頃、新橋に到着し、晩御飯を食べました。地下の飲食外にあるカレー屋です。冷やしカレーなるものを食べてみたのですが、ちっとも冷えてない・・・。美味しいけどいけてません。それでも結構辛くて口の中がヒリヒリしてしまいました。その後、ゆりかもめに乗って竹芝へ向かいます。

 22:00頃、竹芝港へ到着。窓口で予約番号を告げて、お金を払い乗船券を貰います。昨年はこのときにスイカ定期券(150000円もチャージあり!)を紛失するという失態を犯したのでちょっと慎重に。乗船券をゲットしたら名前を書きます。事故にあったときにニュースなんかで読まれる乗船名簿ってやつですね。ちゃんと書きましょう。連絡先に自分の携帯電話では意味無いので注意!
 それでも時間がありますので、スーツのままだった服から短パン・Tシャツ・サンダルへ着替え、続いてビールとつまみ、おにぎりを買い込みます。あとは集合場所の付近でボーっとしていればOK。ほどなく乗船。おっしゃー。気分が盛り上がります。

23:00、出航
 乗船して荷物を置いて屋上に向かいます。都会の夜景は綺麗ですからね。ほどなく通るレインボーブリッジで写真を取るのがお約束ですが、夜&船のゆれで綺麗に取れた事がありません(汗)、その後、お台場を通り抜けて・・・おっと、あの黒い影はガンダムですね。シルエットしか見えませんがカッコイイです。しばらくはビールを飲みつつ夜景を楽しみます。それでも時間が時間なので逸る気持ちを抑えつつ船室に帰って寝てしまいましょう。

神津島キャンプ

 4泊5日(船中1泊)で神津島へキャンプに行ってきました。その記録です。
7月30日(土)
 出発日の朝は普通に出勤。残念ながら完全週休2日の会社ではないのでいたし方ありません。それでも早めに帰っても良いことになっているので、さっさと帰宅。船の予約をした後、キャンプ場にも予約をと思ったが、「誰も居ませんから、予約とか要らないです」と名前も聴かれませんでした(笑)。その後、荷物をまとめます。たいしたものは持っていかないのですが、釣り道具だけはかさ張ってしまうため、それなりの荷物量。釣りがければ通勤かばん程度しかないのに・・・
 さて、準備が終わって家を出たのは20時のこと。途中のスーパーで札幌一番と、晩御飯となる惣菜を少々購入して一路竹芝桟橋へ向かう。去年は札幌一番塩ラーメンだったので今年は味噌ラーメンにする。さらに米も2食分ほど持参した。
 

 乗船までの道中、外は雨模様になってしまったが、さほど濡れることなく到着。繁忙期なら遅い到着かもしれないが、なんせ閑散期に入ろうとしている季節なので、乗船手続きを済ませてビールを飲み時間をつぶすほど余裕がある。何時もならば広場になっているところから搭乗予定の船を夜景と共に見ているのだけれども雨が降っているのでロビーの中だ。

 船中は昨年と同じ2等船室のリクライニングシート席。昨年よりも人は多いようだけれども余裕であることに変りは無い。荷物を置いたら船のデッキへ出てビールを飲んでいると、船がレインボーブリッジ通過していく。最初の写真スポットなのだが、船が揺れるのと暗いのがあってカメラのオートモードでは綺麗に取れるものではない。解っているのだがついついシャッターを押すと、予想通りボケボケ写真・・・・
 しばらくして船室に戻り、買っておいた惣菜と買い足したビールを飲んで、さっさと寝ることにする。
7月31日(日)
 夜明け前、最初の寄港地である大島が近づいたことを知らせる放送が入る。「おはようございます。当船はまもなく・・・・」と放送するのだが、これが結構おかしい。寝室に侵入するびっくりカメラのような囁き口調なのに、アンプのボリュームは大きいので思いっきり不思議な雰囲気になる。寝ている人に気を使いつつも起したいという気持ちが伝わってくる。私は、何となく目を覚ましつつ、トイレに行ったりするぐらいで起きるつもりは無い。なお、島々を廻る景色は絶景で、それだけで十分な観光なのであり、特に船から見る朝日は譲れないポイントなのだが、今は寝れるときは寝ておきたいという気持ちが強い。
 神津島が神津島から近づいてきて最初にすることは日焼け止めを塗ることである。島の太陽をなめてはいけないし、学生の頃と違って帰ったら仕事をしなくてはならない。日焼けしてダルイなんて許されないのだ。

 そうこうしていると神津島に到着。当然の絶景である。海のエメラルドグリーン、空の水色、山の緑、その他もろもろの景色のコントラストがすごい。コントラストの調整が甘いカメラで撮影するとCGのようになってしまうほどコントラストが濃い。普通は観光案内の写真が一番綺麗なはずなのに、誰が撮影しても異常にくっきり撮影できてしまう。
 島に上陸してバスの時間を確かめてから近所の神社を散策、この島は神津島と言うだけあって神社や祠が沢山ある。そんな中にキリシタンな十字架やマリア像が混ざっているところが面白い。郷土資料館にも行くつもりだったのだが改装中で来年春まで営業していないらしい。昨年の記憶によると、それなりに展示物は豊富だったし、観光客はハイシーズンでも少ない。ハイテクな展示を見たいとも思わないから、夏場のシーズンを閉めてまで改装する価値があるのか不明だが、私の知ったことではない。
 その後、釣具屋でコマセ(寄せエサ)のアミエビを買ってバスでキャンプ場へ向かう。って貸しきり状態・・・。

 キャンプ場は多幸湾と言うメデタイ名前の海からちょっとの所こにある。昨年も来ているから楽勝だ。キャンプ場は有料だけれども、テントは貸してくれるし、トイレは綺麗だし、風呂もあるし、洗濯機もあるし、それぞれがキチンと整備されているので、不便と思うことなど何も無い。というか下手な民宿よりも・・・と思うぐらいだが、食料とクーラーは無いし、歩いていけるところには一軒たりとも店が無い。と言うか地元民の家すらない・・・・。キャンプを楽しむのに素晴らしい条件である。テントは昨年より一回り大きいが組み立ては一緒。いちいち覚えてはいないが解るってものです。
 なんだかんだ準備していると昼飯の時間が近づいてくるので、札幌一番の出番。ところが、30分頑張っても火が起せない。キャンプ場から500円で買ったマキなのだが、しけっているのだろう。あきらめて非常食と思っていたクッキー最初から食べて、近くの湾内で軽くシュノーケリング。水が冷たい・・・こちとら何年もプールにすら入ってないので水に慣れるまで時間を要したが、全身が海に入ってしまえば何とかなる。うーん、思ったほど魚いませんね。あ、でも、小アジもいます。まずは、あれを釣ろう。
 夕方になって、釣りを開始。当初の作戦はこう。
昨年はムロアジをボツボツ釣ったので同じ仕掛けで行こう。より小さいのが釣れたら生きたエサとして泳がせ釣りで大物を狙おう。
 
 が、結果は何も釣れない・・・・。ううぅ。辛かったですね。地元の釣り人は釣っているのに・・・。あ、でもムロアジは釣れていませんね。これは作戦の失敗か・・・
 こうなったら作戦変更。地元の釣り人の釣り方を聞くため近づき、「すごいですねぇ」と言いながら仕掛けや釣り方をチェックする。地元の釣り方を参考にするのが一番なのだ。

 残念ながらこの日は魚が釣れないで終わってしまい、マトモな食材が無い。頑張って火を起し、昼に食べなかった札幌一番を食べてビールを飲んで就寝する。このキャンプ場、発泡酒が自動販売機で売っていてありがたい。
 夜はルアーで夜釣りを試みるが、まったく反応なし。やっぱりダメかぁと思って空を見上げると、満天の星空。でもちょっと薄い雲が掛かってる場所もあるかな。ん、でも雲があっても星は見えるよな・・・・。おぉぉぉ、天の川ではないですか!。何年ぶりに見たんだろう。感動した。ものすごく感動した。
 もちろん、白鳥座、さそり座、スバルなんかも確認!
8月1日
 昨年と違って夜の気温は下がったようで十分睡眠を取れた。
朝ごはんは、飯ごうでご飯を炊こうとするが、案の定、火を起すのに苦労し、結果として、美味しくないご飯になる。そこに札幌一番の粉をふりかけ代わりにして食べる。マトモなご飯を食べていないので、それでもありがたく頂くとする。

 食事が終わると山登り。多幸湾の近くにある湧き水をペットボトルに入れて出発。この水、近所にあるのに昨年は最終日まで気が付かなかった。神津島は島なのに水が豊富で湧き水が多い島なのだが、ここはその代表。水汲み場が整備され地元の人も良くみかける。夏なのに水は冷たくて味も美味しい。顔と足を洗って身体を冷やし、ペットボトルに汲み置きしておく。
 これから登る山は標高570mだ。昨年は視界が10mぐらいだったが今年こそ景色を見たいと思う。

 のぼりのペースは順調で3時間ぐらいで山頂へ。って言うか10合目の標識から山頂まで長すぎないか?この山・・・。ようやくたどり着いた山頂は・・・・視界がないですね・・・・。はぁと岩の上に座っていると突風が・・・・。そして、その刹那・・・一瞬だけ海が見えた。その後もチラチラと見通しがあったのだが、それ以上晴れる気配が無く下山する。昨年よりは良いけど満足とはいえない。
 下山道中は道を間違って遠回り・・・おまけにひざが弱い私は下山の方が辛かったりする。いやもうバテバテ。

 下山先はキャンプ場ではなく、村落。外食と買い物が出来るのはここしかないので、何はともあれメシ。港に程近い「よっちゃ-れセンター」で遅めの昼飯。漬け丼。美味い。美味すぎる。まともなご飯を食べずに過酷な山登りをした後だから,美味しいのは当然ですが、これだけの魚が、厚めに切って乗っていて800円なら安い。あっという間に食って、う-ん。おかわり・・・ちょっと変な顔をされたが、さらに800円払うので問題は無い。しかも、さらに多めに乗っけてくれた。お腹がパンパンになるまで食べて釣具屋により昨日仕入れた情報を元に必要な装備を整えてキャンプ場へ戻る。
 キャンプ場へ戻ったのはいいが、本気でバテているが釣りはする。釣らないと食べれないので、ハングリー精神で身体を動かす。作戦を変更し、サビキではなく、サビキにオキアミを付けると言う作戦に出る。魚が沢山いるのは目で見えるので間違いない。あとは・・・

 よっしゃー。20cmのシマアジっす。ええ、ただのアジではないです。超高級魚のシマアジの子供です。さらに更に、25センチのカンパチ、15センチのミニサイズのタイ、25センチのメジナとカンパチと連発。超大物は釣れていないがキャンプのおかずには十分だ。

 キャンプ場へ戻ったら日が暮れる直前で、火をおこす元気も無いので、食事は釣った魚の刺身だけ。これだけ釣ると食べきれない。刺身って意外と食べられないのです。そこで、残りをしょうゆ漬けにしておく。するとキャンプしている人がやってきて(他に人がいるとは知らなかった・・・)カボチャとサツマイモのスライスをくれた。もうお腹一杯だったが明日食べればよいではないか。てなわけで、風呂に入って寝ることにする。
8月2日
 朝は米を炊く。昨夜の天候が良かったのか蒔きも乾いてきたようで、火起しもスムーズ。美味しいご飯が食べられて幸せである。もらった野菜は味噌汁にする。味噌は持ってきていないが共用冷蔵庫に誰かが忘れていったものを思われる味噌を拝借する。初めからそうすれば調味料をもっれ来る必要なんて無かったなぁ。ドレッシングやマヨネーズまである。
 この日は予定によると帰る日なのだが、気にしない・・・・(爆)
おもむろにキャンプ場の管理人に連泊を告げて神津島の最高のシュノーケリングスポット赤崎へ向かう。ちなみに島内は、僅かな本数の村営バスで移動するのだが、このバス、たった一人の運転手で運営されているし、観光客も減ってきたシーズンも手伝って、すっかり顔見知りなってしまった。帰りなんて行き先を言わなくてもキャンプ場のあるバス停で止まってくれたりする。赤崎へ行くことは昨日のうちに伝えてあるので行き先すら言わなくても良かったりする・・・。

 赤崎は天然の岩場を利用した入り江のシュノーケリングスポット。シュノーケルをつけて浮いているだけで魚と友達になれる素晴らしいスポットなのだ、あまり泳ぎが得意ではない・・・と言うかマトモに泳げないので水深が深くなると浮いているだけでもちょっと怖い。が、それもこれも美しい水中に忘れてしまう。私には文章には出来ないほどだ。見覚えの生き物として、シマアジ、アジ、メジナ、イサキ、べラ、チョウチョウウオ、スズメダイ、ツノダシ、ダツ、サヨリ、ヤガラ、ウニ、などなど、みんなに見せてあげたいなぁ。と思っていたら一緒にバスに乗っていた女性客がシュノーケルも何も持たずに岩場でボケっとしているではないか。うーん。もったいない。泳げないとも言っていましたが、それは私の似たような物。足元でも十分に魚が見えるよと教えて、シュノーケルのマスクも貸してあげます。その間の私は休憩です。その後ももう一組にも。ここまで来て海の中を見ないなんてもったいないからね。喜んでくれていると思います。
 疲れてきたので温泉に入ってか帰ろうとしていたら、バス&シュノーケルの女性の二人組みと遭遇。あらためて周りを見てみると、どっかで見たような人ばかり。ここは人が少ないからね。観光客の顔だって覚えてしまう勢いである。

 この日の夜も釣りをする予定だったが、つりエサを買う時間が無く、身体も疲れきってしまったので、お土産屋で売っていたムロアジの干物が食事。
 遊びすぎて疲労困憊。もう遊べない。
8月3日
 夜明け前に起きて朝日を見に行く。キャンプ場のある多幸港は水平線から昇る太陽が見れる日の出スポット。実は昨日も一昨日も朝日を見ようと思っていはいたのだが寝坊してしまっていたのだ。最終日の朝はトイレにおきた3時過ぎからスタンバイし毎日釣りをしていた防波堤に出ると、毎朝のように顔を合わせていた地元の釣りおじさんがいる。聴くと毎朝3時から釣りをしているんだそうな。夜明け前の空には冬の星座のオリオン座が見えている。

 星がだんだん見えなくなると同時に東の空が明るくなってくる。上空は晴れているが水平線には雲があって水平線からのご来光とは行かなかったが朝日が綺麗ですがすがしい事に変りは無い。しかも釣りおじさんが、釣り上げたカンパチを提供してくれた。うん。早起きしてよかった。
 札幌一番だった朝食にカンパチが付いていきなり豪華に。半身を刺身に、残りを塩焼きにする。肉厚で焼くのに時間が掛かったが、直火の遠火。完璧な焼加減で美味美味。
 食事の後は大急ぎでテントの片付けてキャンプ場受付に返却。うーん、我ながらテントを片付けるのが上手になったものだ。うんうん。この後、バスに乗ってと思ったがバスでは船に間に合いそうも無いのでキャンプ場の人に送ってもらった。今日は大サービスだって。ありがたい。本当にありがたい。
 乗船手続きをしていると、カボチャをくれたカップルと遭遇。どうやら一緒の船みたいなので挨拶とお礼。そうしたら、他の人に挨拶とお礼を言われた。うーん、だれだっけ?10秒間思考。たぶん2回目にシュノーケルを貸した方たちですね。海では眼鏡をかけていないし、水着姿と私服姿では全然違うものですから。
それにしても人口密度の低い観光地である。

 帰りの船は何もすることが無いというか、何もしたくない。ビール飲んで寝て景色見ての3パターンを繰り返すのみ。人に話すと9時間以上船に乗るなんて・・・・と言われるが行く時は夜行だし、帰りは疲れてぐったりだし、さほど暇だと思ったりしないもの。のんびり旅気分を味わえば良いのだ。
 今回の旅はこれで終わり。「力一杯遊んだ」と言うのが一番の感想だ。満足だ。
その他の写真は下のリンクにあります。
神津島の写真

修行の準備

 今年も、神津島へキャンプに行くことにしました。8月30日の夜に出発する予定です。
ここのキャンプ場は、場所に似合わず、装備だけは整っているのでキャンプ道具も風呂もトイレも問題は無いのですが、それ以外の買い物が困難です。つまり食料が問題になります。美味しいものを食べたければ・・・数日分の食料持参か、釣るしかないです。
 昨年も行ったので解っていますが、だからこそ釣りに力が入ります。昨年は運よく生活できるだけの魚がつれましたが、釣りをするものとすると、釣れすぎか、ボウズという極端な例のほうが多いのだから、力が入る。なまじ、この海域は防波堤からでも何人分?っていう刺身が取れてしまうような魚の実績があるところなんで・・・。万が一「逃がした魚は大きい」の逃がした魚が目に見えるところで逃したら・・・・と思うと釣り道具も貧乏人なりの工夫が・・・・。必要なのはムロアジのサビキ程度だが、カンパチ、ヒラメなども普通に食ってくるという情報もあるし、10k以上ある魚も食ってくるというしね。10kは無理でも、2キロまでは対応できるような準備をしたいと思う、今日、このごろ。

奥日光に行ってきました

 昨日は休み&早起きだったので奥日光まで行ってきました。日光駅までは東武伊勢崎線の快速で片道3時間。その後はレンタカー6時間をいろは坂を昇ります。 現地は霧があって中禅寺湖なんて見渡し悪し。華厳の滝なんて音しか聞こえませんでしたが、少ない晴れ間に取った写真を一枚載せておきます。
 昨日は関東でも比較的涼しい天気だったらしいですが、奥日光はもっと涼しく、

最高気温でも20度!

Tシャツ一枚では肌寒く感じるぐらいです。すごいですねぇ。さすがは標高1500メートル。
 帰りの電車は3時間半です。行きも帰りも電車の中で駅弁当でしたが、二つとも当たりでしたね。これは嬉しいですね。そうそう、日光ビールはクリアで軽いビールでした。

菜の花とレンタカー

 春です。
最近、出かけていなかったので、一足早く春を体験するために、南房総に行ってまいりました。しかも、レンタカーで。
 車の運転は2年ぶりだったので、しょうしょうビビリ状態でしたが、乗ってみたら何とか成るものです。
お出かけの内容については、写真の通りです。本日の晩酌の肴も「菜の花のお浸し」です。ちょっと苦味があるのが春の味ってやつです。

あとがき

 今回の神津島行きの話はこれで終わりです。詳細を書いたほうが面白そうなのですが、この状態でも十分長すぎるので、これだけです。なお、この記事を最初に見た人は、8月20日まで戻ってから読んでくださいね。
 もうちょっと滞在したかったですが、まぁ、よかったです。それなりに満喫ぐらいの方がいいんです。また来ようって思うぐらいが丁度いいです。
今回のキャンプ場は、かなりすばらしいです。最近のキャンプ場ってこんなに充実してるんでしょうか?そうであったとしても、これほど空いているのは珍しいんじゃないかな。オススメです。
 そうそう、残りの写真は
http://picasaweb.google.co.jp/wakusan.com
にあります。ちゃんと海の写真もありますよ。

帰路

 最終日の朝、雨がぱらついて、その音で目が覚めました。飛び起きて、外に出しっぱなしの一部に持つと、コンロを移動します。朝食は「サッポロ一番」で、屋根のある水場で、作ります。その後、テントも片付け。組み立てよりも片付ける方が大変ですが、6時過ぎには受付の近くまで荷物も運び終えました。
 まだまだ時間があるので、近くの遊歩道から神社の案内を頼りに散歩。おいこら、観光客向けの案内板に書くのなら・・・と思うほど草ぼーぼーの参道を通ったら、水場があるだけ。うーん。足に草の切り傷を増やしただけでした。
 受付に戻ると、色んな国の外人がわらわら。そういえば、テントがどこか知らないけど、キャンプ中に何度も見かけたっけ。私を施設の従業員だと思っていたようで、変わる代わり質問されたっけ。1つの団体だったんですね。その中の一人に、「何泊したんですか?」と声をかけてみた。するとタドタドシイ日本語で、2泊。ん?ってことは一緒か?ん?あ、あぁ。いた。そういえば、白人が何人かいたし、中国語を話している人もいた。そして、今話しているアジア人。あのTシャツ着てるジャン。おぉぉ。なんて思っていたら、その団体はタクシーで早く出てしまった。お土産を買うから先に出るんだとか。私はバスで港へ向かう。
 港の待合室で、また、同じ団体に合った。こちらが会釈すると、「よく合いますね」っ言われた。なんというか、行きも帰りも宿泊場所も一緒なんだからね。もちろん、このときには、Tシャツとか、外人とかではなく、ちゃんと顔で見分けが付いている。
 船が出港後、椅子席で一人のんびりしていたら、新島から一人のおっさんが隣の椅子に座った。一人と言うのは珍しいので話を聞くと、夜行便で新島に来て、その折り返しのこの便で帰るという。仕事とはいえ船に18時間乗って仕事は数時間とは。何度も伊豆7島に来ているようで、そんな話で盛り上がったら、ビール一本おごってくれた。
 大島も出て東京湾に入ってからデッキに出てきた私は、例の団体を発見。合うたびに会釈ぐらいはしていたのだが、Tシャツのおねーさんからお声がかかり、一緒のテーブルで話をすることに。お菓子までも。一口食べたら「食べてくれて嬉しいって」あ、そうか、これは文化の違いだな。どうやら、語学学校の学生さんで、国籍は結構バラバラ。おねーさんは、中国の南東。台湾のある側から来ているんだそうな。他にも、中国の数箇所、韓国、アメリカ、ニュージーランドなど、さまざま。男はどーでもいいけど、女性はみなさんアジアンビューティーですね。
 おねーさんがレインボーブリッジの下を通るときに、熱心に写真を撮っていたので、その写真を撮っているところを取ろうとデジカメを向けたら、びっくりされた。そして仲間の人が、一緒にどうぞと写真を撮ってくれた。唯一、自分が写っている写真です。おねーさんは、「綺麗じゃないけど」なんていってましたが、素敵な笑顔で写ってくれてありがとう。が、隣にはおっさんが写ってますねぇ・・・・キャンプ場の従業員と間違われるわけです・・・・。
 あ、せっかく、交流したのに、電話番号はおろか、名前すら聴いてないですね。国際交流なんて今の生活では考えられないし、素敵なおねーさんだったしなぁ。

 最後の写真は、太平洋から見えた富士山です。何回かこの船に乗ってますが、この景色は珍しいです。