家の台所にネズミがいる

台所にねずみの気配があるので、古いスマホに監視カメラアプリを入れてセット。なんというか、あっけなく撮影してしまいました。こまったものです。古い家だし、綺麗にしていないし、いままで被害がなかったのが不思議といえば、そういうレベルなんですけどね。

でも、本末転倒ですが、撮影できたのは楽しかったりします。今後の対策はどうしようかな。

木更津でアナゴ

穴子とはぜ
穴子とはぜ
穴子とはぜ
穴子とはぜ

木更津にアナゴを釣りに行ってきました。中之島の付近で15時ぐらいからハゼを釣って、そのまま日が暮れてアナゴを21時まで。と言っても同じ仕掛けで継続していただけですけど。ハゼはポツポツ順調に連れます。船橋港のハゼと違って天ぷらサイズが混ざってきます。6センチぐらいのメゴチも2匹。日が暮れて期待が高まるも・・・シャコ。穴子は簡単には釣れないようで。それでもゴツンと大きなあたり。ハゼではない重さ。本命こいって抜き上げると50cmのアナゴ。テンション上がります。でも続かないで納竿。

それでも一本釣れてよかったです。さばく為にyoutubeでイメージトレーニングしてから挑戦しました。ヘタなりに食べられる状態にできたので煮穴子に。大きめのハゼは松葉下ろしで天ぷら。小さいのは頭とって唐揚げ。どれも美味しくできました。満足満足。

神津島2015

9月1日 出発日からトラブル

早朝から準備万端と大きな荷物を持って会社へ。そうです。今年も神津島へ旅行、いや修行に行くのです。よくも続くものです。これもそれも、いろいろと計画を考えるのが面倒なので、勝手しったる神津島が楽なんですよね。いや楽じゃないな・・・。

そんなわけで仕事が終わったので、新橋の釣具店に行き、足りない釣具を買い足す。今年はコマセに混ぜる配合エサというのを買ってみた。(結論から言うと、効果はよくわかりませんでした。)さて、買い物も終わったし晩ご飯でもと思ったら、致命的な忘れ物をしたことに気がついた。時間は19:45。まだ間に合うかも知れない。家に向かってダッシュ。ではなくて電車&小走り。何のために会社に荷物を持ち込んだんだか。はぁ。はぁ。はぁ。

竹橋駅についたのは22:15。出港は23:00。乗船手続きやら晩飯の調達等を考えると、ちょうど良い時間かな。いやほんと一時はどうなるかと思った。乗換案内とかで調べると22:45着が表示されたからね。出発前から体力を使ってしまったので、さっさと乗り込んで弁当とビールを掻き込んで寝るとしましょう。

9月2日 貰い物の魚でキャンプ

やばい雲神津島が近づいてきたところで、空に異変が「わぁ、すごい雲ぉ(ラピュタ風)」そして、雲は神津島にかかっているではないですか。島の近くになるにつれて、モーレツな雨。ひぇっ。船室にもどって下船の準備をするとともに100円で購入したカッパを装着・・・したのですが、下船してみると晴れてきました・・・。私だけ準備万端でカッパ着てるわけで・・・ちょっと恥ずかしいことに。

さて、天気予報によると曇りや雨が大半で気温も低いとのことで水着は持ってきてないので、いきなり釣ります。到着した前浜港は、乗ってきた船とかで忙しそうなので、手前で竿を出します。小物とか足元の底物とかで遊ぼうかなと。海を見ると小魚がいるいる、いや違う子イカです。アオリイカでしょう。10センチぐらい。うーん、持ってきているエギより小さい・・・。それでもエギをセットして遊んでみましょう。ときより興味を持ったのが近づいてくるのですが、すぐに離れてしまいますね。まぁ私が下手くそなのものありますけど。キュウセンその後、五目釣りの仕掛けにして探ってみると、キタマクラ3連発・フグのダブル・キュウセン・フグのダブル。もう嫌です。当然、仕掛けもボロボロです。キュウセンって食えるんだっけ。って思っていたら隣で釣っているオジサンが投げ釣で(島では投げ釣する人は殆どいません)20センチぐらいのイサキ2匹と18センチぐらいのチヌ2匹を釣って、私のバケツに入れてくれました。「私でも釣れるんだ。」って行っていたところを見ると、釣マニアではないですね。なんでも会社が府中の飛行場から近くて、8月の忙しい仕事が終わったから、ふらっと来たんだそうな。こういう人、島では時々みかけます。そういう人って、だぶん社長とかで凄い大変な思いで働いている人なんだろうって思います。さておき、晩御飯ゲットです。私が釣ったわけではありませんが、私が釣りをしていたからゲットしたことに変わりはないのでOKです。よっちゃーれセンター安心したので、よっちゃーれセンターで昼ごはんを食べてから多幸湾にバスで移動です。(一日数本のこのバスの時刻表が島でのスケジュールを大きく左右するのです。)

多幸湾のキャンプ場に到着。相変わらずガラガラです。後は慣れたものです。慣れていないスタッフより勝手知ってます。借りるもの借りて、いつもの隅っこにテント張って多幸湾へ釣りに行きましょう。

島での釣りの基本はサビキです。昨年の実績からするとムロアジ、25センチぐらいあって、引きも楽しめるし、塩焼きやナメロウで食べて美味しいし、干物にして土産にもなります。小さいのは泳がせ釣りの餌にもなります。それと、中大物用の仕掛けも必要です。ルアーか泳がせ釣りですが、今年は和製ルアーでサーフトローリングとも言われる弓角に始めて挑戦しました。(釣れなかったけど)水深が浅いところに魚がいれば面白そうです。弓角って思いのほか魚っぽく泳ぎます。なんて思っていたら、サビキのウキが消し込みました。むろアジムロアジです。連発です。結局この日はムロアジを8匹ゲット。晩御飯は、もらったイサキとチヌを1匹づつ塩焼き、ムロアジは4匹をナメロウで頂きます。残った魚は干物に。お腹いっぱいで食べきれないナメロウは冷蔵庫に入れておきます。朝ごはん分もあるので夜釣りはしません。

9月3日(前偏) 風の穴の謎と解く

翌朝、昨日の残った餌で釣りに行くもボウズ。まぁ自分のエサはあるので余裕をかまして、飯盒炊爨でご飯を炊いて魚焼いて朝食。飯盒炊爨って火を起こすのが大変だし、火から外すタイミングも難しいけと、レジャーとしては楽しいので好きです。なお失敗しても怒る人はいない場合に限るかな(笑)

風の神 風の穴朝食後は、ハイキングして村落に行って昼飯と思ったのですが、そもそも村落に行く遊歩道を歩きました。いちばん手抜きなコースです。それでも結構楽しめました。また道中に風穴と言われる場所があって、その穴から冷たい風が出ていました。これは地味だけど凄いですね。14度ぐらいの風です。冷房並みって事です。涼しいというか寒いです。

考えました。この穴の謎を。ヒントは穴の奥は大きな石ころだって事です。石の隙間から風がきます。この石の隙間風は、この島の山の頂上付近の空気が天然のダクトを通して降りてきているのでは?私も何度か登っていますが、島の標高600メートルの山の上は涼しいし、曇っているときも多いですからね。きっと山頂付近は雨も多いのでしょう。でも疑問は残る。もっと考えよう。

さらに歩いていると、風穴ほどではなくてもピンポイントで山からの涼しい風がある場所があることに気がついた。どうやら小さい谷間に沿って冷えた風が流れているような気がする。そして、これは帰りの船で海から島を見ていた時に、石塊だらけの崖崩れの後を見たときに謎が解けた(いや私は学者でも何でもないので思っただけですけど。)つまりこうです。地震か噴火かわからないけど、岩盤が崩れて、比較的大きい石をメインとした土石流が谷間を流れて、その上に落ち葉とか砂とかが堆積して空気や水が通れる空洞(ダクト)ができたのだ。ちなみに神津島には、もっと標高の低いところに湧水がいくつかあるけど、これがまた冷たいので、同じ原理の空洞なんだろう。途中で地表に出た穴から冷風がでて、そのまま下に落ちた水は冷水として湧水になる。どうよこの推理。風神様としてるので調べてないのか、調べているけど言わないのかわからんけど。

9月3日(後編) 晴れていたのに・・・大雨・・・でもタカベ

ハイキングの後、村落についたので昨日と同じよっちゃーれセンターで早めの昼食。そしてキャンプ場に戻って念入りに釣りの準備をしてから多幸湾の堤防へ。がしかし、釣れないなぁ、なんて思っていたらサビキの竿がしなる。やべぇ、竿おいていたら一瞬で持ってかれるわ・・・・。釣れたのは30cm級のタカベ。タカベたぶんタカベ。なんでたぶんってタカベにしては大きくないか?。それがもういっちょ。これが連発したらと思ったが2匹で終わり。タカベってね、神津島にも沢山いるんですけど、狙っても、なかなか釣れないんですよ。そして、この大きさは?夏が旬らしいし高値で取引されること間違いないぞ。

その一瞬の時合いの後は音沙汰なし。ムロアジが回遊しくるだろうと楽観していたんだけど・・・・ゴロゴロ・・・・雷。地元の釣人が引き上げていきます。ちょっと粘ろうと思ったけど結局は雨が強くなりビショビショ。期待の夕マズメを迎えずに撤収。まだ早いけど、タカベ一匹を刺身に。コリコリ。歯応えが結構あるので、さらに小さめにカットして食べました。身が締まってますね。本来は塩焼きが絶品というのでもう一匹は塩振って、さらに刺身の残りの背骨部分も焼いて食べようと取っておきます。まだ日も落ちてない。

雨は小雨になって降り続くけど、雷は止んだので、もう一度釣りに行きます。例のカッパが役に立ちました。でも釣れなんだよね。雨が降ると魚が釣れないというのは経験上知ってますが、どうして釣れないのか納得できる理由が解らない私です。

さて晩ご飯。テントの近くの炉が使えないので、屋根のある炊事場でタカベと昨日のムロアジの一夜干しを食べます。まじタカベ旨いです。びっくりします。最初に、刺身の残骸である背骨付近を焼いて食べたのですが、ちょうど骨の周りに美味しい油が乗るんですかね。旨いです。捨てなくてよかったです。ホジホジして食べ尽くします。残りの一匹は内蔵だけとって焼いたのですが、身が厚くて時間がかかりましたが、焼いていると油が垂れてジュウジュウいってヨダレも出そうなぐらいいい感じで焼けるんです。これがうまい!食べごたえもあるし、骨の周りの肉は絶品です。高値で取引される理由が分かりました。島の土産でもタカベの干物とか売ってますが、それより大きいサイズだから、おそらく高値がつくから地元で流通しないサイズです。まじうまかった。

9月4日(前編) 撤収は大変

深夜。雨がうるさい。テント生活の大雨は、ものすごい音がする。そして雨漏り・・・うぇぇ。雷もすごい。ちょっと小康状態になって静かになるかと思ったが、なんか遠くで雨の音がする。近づいてくる。ああぁバケツ大雨。だみだこりゃ。

といっても、帰る日は早めに行動しないといけない。朝から飯盒炊爨してテント片付けて、前浜港の9:30の船に間に合うようにと思うと、8時には片付けを終わらせないといけない。しかも小雨は残ってる。雨降る前に落ち葉を集めておいて良かった。屋根のある炊事場なら大丈夫。(ちなみに火を起こす時の落ち葉と集めるときは、あえてコンクリートやアスファルトなどの道の隅に溜まったのが短い時間でも乾燥しているので最高です(特に松葉や松ぼっくりはバチバチ爆ぜるけど火力も強いです)。それらを着火のキッカケにすると、牧(木材)もすぐに火が付きます。

結局、初日に釣ったムロアジと飯盒炊爨で朝食を食べて取り急ぎ撤収です。お土産の魚はありません。途中で船がキャンプ場に近い多幸湾に着くと聞いて時間的には楽になりましたが、もうちょっと早く知りたいものです。

9月4日(後編) 帰りの船は

帰りの船は基本はぐぅたらして寝るだけです。なんせ疲れてますからね。大半の人は船に乗ると各自の指定席というか陣地?に荷物を置いてから行動するのですが、私の場合、船の一番いい場所、デッキの椅子がある場所に行きます。どうせ指定席なんだから、その場所の確保は不要なのです。たしか最後に乗船したのですが、その場所は一番乗りでした。ただ、本当に一番いい真ん中の椅子は、掃除が不十分だったので隣にしました。

すると、2番目にきたカップルが、真ん中の席を確保しました。すごい仲の良さそうな二人で、島って学生団体が中心だけど、私も含めて個人で行く人(リピーター)も多いよなぁって思っていたら、声をかけられました。

「あの、もしかしたら、2年前にこの船で会ってませんか?式根島から乗った時に、神津島に毎年行ってるって人に出会ったのですが・・・・」

おぉぉぉ、そんなバカは私しかおらん。たぶん間違いないです。って思ったのですが、すぐには詳細を思い出せず会話は盛り上がらなかっです。また来年か再来年に会いましょうって言ったけどね。たぶんじゃないです。間違いないです。だんだん思い出しました。その黄色いサメ?のバッグも見覚えがありますよ。相変わらずのラブラブっぷりです。もしも当時の私の話を聞いて、今年は神津島に行くきっかけになったと言うなら嬉しい限りです。もっと話がしたかったな。(一昨年の、このブログにもラブラブカップルに出会ったって書いてました。また会いていですね。)

あとがき

今年も行ってしまいました。キャンプして釣った魚を調理して食べて飯ごう炊飯もして、さらにハイキングもするって言うのは、都会で働いて運動不足の私には旅行というより修行です。帰りの船大半は寝てました。

遊びにもいろいろあります。この時代、スマホのゲームも楽しいです。でもね。私がなんで毎年のように馬鹿な島遊びをしているのか。それは私が遊びたいように遊びたいからだと思います。ゲームやテレビ、映画も好きですが、これらは人が人を楽しませるための遊びです。ときどき、自分は遊んでいるのではなく、遊ばされていると思うのです。

だから、知識も体力もないのにキャンプに行っています。設備の整ったキャンプ場ですから、どこか遊ばされているんですけど、少なくとも自分の中では、自分の意思で全力で遊ぶって思えるのです。釣らなければオカズはなし、飯盒炊爨しないとメシもないです。でも、おいしい湧き水と風呂とビールが手に入るので、このキャンプ場はなんとでもなりますからね。