3Dプリンタの設定について

3Dプリンタ(ALUNAR508)を買ってから、いろいろと苦労したことをまとめておこう。

①いきなりだが、オートレベリングがないもので、改造の余地があるなら改造はしたほうが良い。ググるとでてくるので、是非ともチャレンジしてほしい。

②印刷物を固定するための最大のポイントはZ軸とベッドをいかに近づけるかです。ヘッドがベッドにぶつからないぎりぎりの範囲をセッティングできれば、ほとんどの苦労は軽減できます。そのためにも①はあったほうが良いのです。

③上記を使った場合、オフセット値を追い込みが大切。Z軸のオフセット値が設定できると思いますので、印刷したものを見て1層目が甘いと思ったら(印刷物の底の状態が悪いときは、これが原因です)、0.1ミリ以下のレベルで追い込みましょう。ベッドの多少のゆがみは、①が調整してくれるので、ぎりぎりまで近づけます。もう、これが決まると、いろいろ解決します。

④長方形型など、直線が多いものは、ちょっと回転させて印刷。これは私の経験則ですが、直線が多いものは、印刷時に回転させてX軸Y軸に平行なラインを外します。スライサーにもよると思いますが、反りが減るような気がします。3Dモデルを作る時も、XY平面の角を丸めるなどするのも、やらないよりいいです。

⑤囲うなら、徹底的にやりましょう。調べてるとプリンタを囲って、それなりの温度で安定させると効果が高いと出てきますが、隙間風とかあると、温度の均一性が逆に悪くなって失敗します。寒いのはだめなので、暖房の利用は効果があります。なにはともあれ、プリンタ周辺に温度ムラが出るのを避けるべきです。

⑥ベッドに養生テープを貼ると、マジックで場所をマーキングできるほか、整髪料やスティックのりを使っても、後でふき取る必要がなくなる。両面テープでも剥がせる。

⑦フィラメントの巻きが小さくなると折れる。寒いほどに起きやすいと思うが、夏でも折れる。フィラメントのスプールの直径が小さくなると折れやすくなる。頑張って使おうとすると、エクストルーダーの中で折れたりして分解する必要がある。そして、そのフィラメントを使って・・・・繰り返し。しかも、そのたびに各軸の調整もやりなおし・・・。時間ばかりかかるので、そうなる前にあきらめるのが得策。もったいないので、スプールから外して、ぶらぶらさせて使うのもあり。見てないと危なっかしいが、小さいものなら大丈夫でした。

※PLAなら、順調にできてますが、最近使おうと思ったABSはまだ駄目です。なんとも、ちゃんちゃな玩具です。

天気の子の予期せぬ聖地巡礼

どうやら知っている場所が聖地になっているというので見てきた映画「天気の子」、本人の意思と関係なく聖地巡礼してしまったお話。

映画に出てくる主人公の出身地関連のシーンですが、神津島の風景が描かれている。神津島は毎年のようにキャンプに行っているのだが、今年は大夫の影響でキャンプ場が使えなくなり民宿に宿泊。その民宿の近くに主人公の高校と海の見える道と東屋がある。なお東海汽船ももちろん乗船している。さらに代々木駅の廃墟ですが、2週間ほど前に仕事でごく近いところの出向いており、駅前のこんなところに廃ビルがあるなぁと思っていた場所。近いうちに再度行くので屋上に社があるか確認してみよう。

 一つの映画で、これだけ知っている場所(しかも最近訪問した場所)が出てくると言うのは変な気分だ。しかも天気の子を見て聖地巡礼したわけではなく、訪問した場所が聖地だったという偶然である。

 今まで、聖地巡礼する人の気持ちはさっぱりわからなかったが、解るような気がした。