自分が嫌いだ

 意味不明な夜勤明け、帰りのバス停で白い杖でさまよっている人に会った。よく目も見えないのに、歩いているなぁと感心した。バス停に近づいてきて言った「すみません、ここはバス停ですよね」って。凄いなって思った。この人は薄らとも見えてないのかもしれない。そしていう「バス停で待ち合わせしてるのだけど、ここで良いのかな?反対側かな?;」って、反対側には人が待っている気配はなかったので伝えたのだけど、その人は反対側に住んでるからって・・・・。その後、ふらふら歩いて道路を渡って行ってヒア汗ものだったけど、俺、何もできなかった。疲れているから、もうすぐバスが来るからという理由の元、いつ車に惹かれてもおかしくない人の横断を見守ってた・・・。おれ馬鹿だ。そこは見守るところじゃない。応援するところじゃない。手を貸すところ、もしくは完全無視だろ・・・なのに・・・。周囲の人も同じだった。だからといって・・・
 動けなかった自分が嫌いだ。
 さらに部下に大馬鹿野郎がいて、出勤する交通費もないから休むという、馬鹿かお前は・・・致し方ないから今日は休ませて速達で数回分の交通費を自腹で送った。俺は馬鹿だ。そんなやつにお金を貸す義理なんてないというか、返してくれるとも思えんが・・・。
 お人好しな自分も嫌いだ・・・
この二つの事件
矛盾している行動をとって反省している自分が本当に嫌いだ。

宮崎アニメと私

宮崎駿監督が引退したんですけど、ちょっと調べてると感慨深い。
それは、その時の映画のとき、私が何歳だってこと。
カリオストロの城 1979年 7歳
 たぶん見たのは金曜ロードショーだと思うけど、ビデオの普及によって何回も見た。それはもう、セリフも覚えるほどに。「いまは、これが精一杯」
風の谷のナウシカ 1984年 12歳
 映画館に行ける年じゃないけど、テレビだけでなく、学校の行事でも体育館で放映された。人間が世界を滅ぼしたというナウシカのメッセージとオームは忘れられない。「オームっ」
天空の城ラピュタ 1986年 14歳
 「シーターっ」。ジブリの中でも一番面白いよね。今でも大きな入道雲を見ると、あそこにラピュタがあるのかなぁと思わずにはいられない。バルス!
となりのトトロ 1988年 16歳
 上映当時は、生意気にも子供向けだなぁって思ってた。だいぶ経ってからテレビでラストシーンを見て、映画の中身がやっとわかった(汗) 忘れられないセリフは「おじゃまたくしっ」
魔女の宅急便 1989年 17歳
 個人的には好きです。やっぱり宮崎アニメは空を飛ばないとね。この頃には私も歌謡曲とか興味がある時期だし、松任谷由実の主題歌も印象的。一字一句は覚えてないけど、「黒は女をキレイに見せる」だっけ、そんな感じのセリフが印象的。
紅の豚 1992年 20歳
 この頃には二十だったのか!かっこいいとはこういうこと。自分の生き様を貫く豚には影響を受けていると思う。名台詞「飛ばない豚はただの豚だ」「ばかっ」
男ってのは馬鹿な生き物なんですよ。
もののけ姫 1997年 25歳
 人と自然の対話を模索するすごいメッセージだった。けっこうグロイシーンもあって子供向けとは言えないけど、ナウシカとか見てる世代には余計にメッセージ色が伝わる。歌もすごい印象だった。いままでの集大成と思える。この時で監督が引退すると誰しも思う力の入った作品だった。「お前はサンを救えるか?」
千と千尋の神隠し 2001年 29歳
 まさかの監督復帰。どんあ映画化と思いきや・・・・。最初の印象はあまり良くなかったんだけど、だんだん名前ってものがテーマだってわかった。ハリーポッターやゲド戦記の原作を読んで思った。名前ってすごいんだ。日本で言うなら言霊。気づくのが遅かった。とくにセリフはないけど、おにぎりを泣きながら食べるセンが印象的で、それから、おにぎりが好きになった。
ハウルの動く城 2004年 32歳
 メッセージ色の強い映画が続いたので、ちょっと拍子抜け。でも映像とストーリは最高のものだともう。火の悪魔カルシファーがいい。
崖の上のポニョ 2008年 36歳
 子供に向けの映画を作るっていう監督の原点に戻った作品だけど、主題歌は洗脳されそうになるけど、映画には印象がない。ただ、公開のちょっと前まで岡山に住んでいて、瀬戸内海をモデルにした海の書き方には尋常じゃない画力だと思った。
風立ちぬ 2013年 41歳
 監督のいろんな気持ちの中で作ったんだろうと思う。戦後を知っている世代だし、飛行機大好きだし、ドキュメンタリーな雰囲気だけど、ファンタジーだし。
 夢は夢の中にある。現実は現実の中にある。理想と現実。いろんな思いがある映画。恋愛を描いたのは初めてじゃないかな?男を主人公にしたのも初めてじゃないかな。作画も、今までも集大成って感じだったし、感動と完成度が結実した感じだろうな。絶対DVD買います。

2020TOKYOオリンピック決定

 決定したらしいですね。冷静に見ていたつもりですが、決定となるとやっぱり嬉しいものです。7年後かぁ。準備期間としては長いようで短いですね。
思いつくがままの感想をだらだらと
・証券会社の人が言っていたけど、7年後までは不景気にならないという安心感は市場にとって大きいって。これは確かに大きそうだ。明日はご祝儀相場になるだろうけど、やはりある程度の景気は続くというのは今の現状からすると非常に大きいと思う。
・建築業界は間違いなく後継機だけど、人手不足が申告だろう。復興とオリンピックで大型工事が集中するからね。うちの会社にも恩恵ないかなぁ。どっちかっていうと、人手不足が加速するだけかな。
・オリンピックの運営の課題も人でしょうね。膨大な警備員や案内は学生とシニア世代の活用にかかってるでしょうね。働き盛りの人口が少ないので、手が出ない。派遣業は儲かるでしょうね。
・日本の良さを知ってもらう最大のチャンス。ものづくりの職人とか、そういうディープな部分をアピールできたらなぁ。そして海外の人には、日本人の良さってものを知ってもらいたいな。

口内炎?

一昨日ぐらいから、ひどい口内炎?に悩まされている。舌の横のほうなんですが、話をするのも滑舌が悪いし、何より食事がまずい。痛くてちゃんと食べれないのだ。
 検索してみると、野菜不足とか、胃腸が荒れているとか、思い当たる節は少なからずなので、とりあえず野菜ジュースでも飲んで、消化の良い食事を心がけよう。ご飯が美味しくないってのは、ほんと嫌だねぇ。

風立ちぬ見た

ジブリの風立ちぬを見てきました。
いや、泣いた。監督が自分の映画で初めて泣いたという報道があったけど、なるほど。これは泣ける。ここぞっていう泣ける場面というよりも、全体の背景というか、そういうのが泣ける。宮崎アニメらしい描写もたくさんあるし、なかなか素晴らしいではないですか。っていうか、私も宮崎アニメで初めて泣いたかも・・・
映画館も、泣いてる人多かったなぁ。
 まぁ、タバコシーンが多くて問題視する人が多いって話もわかるけど、だからってね。
 それにしても、主人公の声優がなぜ庵野監督・・・。ジブリってほんと声優の起用だけは意味不明。でも、それでも観客が見入ってしまうんだから、やはり全体の力が違う。それなりにまとめる。さすがはジブリなんだろうな。