自分が嫌いだ

 意味不明な夜勤明け、帰りのバス停で白い杖でさまよっている人に会った。よく目も見えないのに、歩いているなぁと感心した。バス停に近づいてきて言った「すみません、ここはバス停ですよね」って。凄いなって思った。この人は薄らとも見えてないのかもしれない。そしていう「バス停で待ち合わせしてるのだけど、ここで良いのかな?反対側かな?;」って、反対側には人が待っている気配はなかったので伝えたのだけど、その人は反対側に住んでるからって・・・・。その後、ふらふら歩いて道路を渡って行ってヒア汗ものだったけど、俺、何もできなかった。疲れているから、もうすぐバスが来るからという理由の元、いつ車に惹かれてもおかしくない人の横断を見守ってた・・・。おれ馬鹿だ。そこは見守るところじゃない。応援するところじゃない。手を貸すところ、もしくは完全無視だろ・・・なのに・・・。周囲の人も同じだった。だからといって・・・
 動けなかった自分が嫌いだ。
 さらに部下に大馬鹿野郎がいて、出勤する交通費もないから休むという、馬鹿かお前は・・・致し方ないから今日は休ませて速達で数回分の交通費を自腹で送った。俺は馬鹿だ。そんなやつにお金を貸す義理なんてないというか、返してくれるとも思えんが・・・。
 お人好しな自分も嫌いだ・・・
この二つの事件
矛盾している行動をとって反省している自分が本当に嫌いだ。

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