ビル管理なんて仕事をしていると怖くなる

 今日は、ビルの屋上にある給排気の設備の掃除をしていた。
 簡単に言うと、巨大な換気扇で、外から建物内に外気を送っている&排気している扇風機のような設備なんですが、その風の通り道にあるフィルタ、つまり風が通っている途中にあってゴミ(鳥の羽とか)を取っている網のことです。なんだかんだでトレイぐらいの広さのスペースがあってそこにもぐりこむのですが、作業していたら「おなら」がしたくなった。この吸気設備は、このビルの全てに空気を送っているわけで、ここで臭いガスを放出すると・・・・
 ね、怖いでしょ。ハイジャックするまでも無く、ビルを地獄にすることは簡単なんです。給排水なんかも同様です。何が怖いって、こういう設備って屋外にあるわけですよ。さすがに開放していることは少ないですが、しょせん南京錠だったりするんですよ。セキュリティに厳しいといわれるビルでも、お金をかけません。
 つまり、アキレス腱な場所を守っているのは「もっとも給料が安い業界」であるビル管理業界の設備員だったりするわけです。給料が安いだけあって、働いている人のレベルもモラルも低い人も少なからずいるわけで・・・・・怖いですよねぇ。
※最近のビルは屋上に上がれない場所が多いです。鍵が掛かっています。その理由は上記のようなものではなく、自殺されると困るからだそうです・・・・。

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