光合成と穀物

 LED栽培関連のキーワードで検索していたら、光合成の研究のページを見てた。教育に力を入れている研究チームなのか、解りやすいです。そこに、面白いことが書いてあった。
もっとも光合成をする作物にはトウモロコシ、ヒマワリの類がある。次点ではイネ、ヒエなどがある。
 これって、ヒマワリ以外はイネ科であり穀物。ヒトの主食。つまりヒトは、もっともエネルギー効率が高いと思われる作物の種を主食にしている。種は栄養価も高いが、これを直接食べて消化してしまう生物って少ないんですね。像とか大型のものは、穀物と言うより、草をまるごと飲み込んでいるしね。鳥の類は良く食べるけど、これって消化不良分が糞として世界に運ばれる事実を考えると、効率の良いエサではないはず。
 つまり、効率よく生産された穀物を主食にしているのはヒトの特徴だったりする。なぜ、それができるかといえば、「炊く」ことができるから。よく火を使うって言われるけど、トウモロコシは火だけでも食べますが、米、麦は食べにくい。火と水の両方を使って調理をすることでヒトは大量の食料を手に入れた。結果的に反映した。そんな気がします。ネズミの仲間だって、種をよく食べるモノは頑張ってますし、ウサギのように植物の葉っぱを好む仲間は苦戦してますよね。彼らは「料理」はしませんが、種を粉砕する「歯」を持ちエネルギーを沢山とる方法を選んだんです。
 たぶん。

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