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白布温泉

 白布温泉に行ってきました。詳しくは検索してください。
良く言えば
 700年前からある温泉らしいけど、宿の数は少ないし、温泉街と言うよりも山奥の湯治場みたいなかんじ。水も温泉も、もしや電気も自家調達では?ってぐらいの雰囲気です。この建物も萱ぶきで古いみたいですが、綺麗にしていますね。天井も柱も黒光りしていてよく磨かれています。風格がありますね。大きな風呂ではないですが、湯量が驚くほど多くて、かけ流し過ぎって感じ。温泉としては超贅沢ですね。多くの温泉街のように温泉を買ってるってわけじゃないと思います。裏山から引いている水が飲み水としても使ってるのかな?温泉も水もすごい量で建物の周囲を流れていきます。使い放題って感じでマイナスイオン効果も高いんじゃないかな。もちろん食事も美味しかったですよ。
悪く言えば
 表裏一体と言えますが、設備は何もありません。人的なサービスも特筆するものは何もありません。お金を払ってんるんだから良いサービスをって思うひとは来てはいけません。
 それと、引いている水と温泉を滝のように落としているため音が大きいです。水の音に癒されれば良いのですが、部屋によっては気になると思います。その辺は価値観かな。
突っ込みどころ
 浴場と、その廊下の敷居が薄くて壁際の人のシルエットが見えるし、さらに上の方は透明。背伸びするとか180cm以上の長身なら風呂内が見れてしまうのでは?まぁ、つくりからすると、もともとはオープンな混浴だったんじゃないかな。古くからある秘湯が売りだし、わざと覗いていたとすれ、その行為が周囲から丸見えだから、それも情緒の範囲としましょう。
感想
 山形新幹線が通る米沢から車で30分。東京から3時間ぐらいかな。何もないけど、都会の喧騒から離れてのんびり感は高いですね。「熟年カップル」ってのが最高なんでしょうね。

正月ドライブ

今年の正月は昨年と違って3が日休み。なんにもしないのは人としてダメなので、車の運転でもしよう。最近は仕事でも2カ月に1回ぐらいしか運転しない。ペーパードライバー化が進まないように気をつけないとね。
 行先は房総半島。最初は茨城か三浦半島を考えたのですが、海があって暖かくてと思って茨城は消える。東京湾横断道路の料金が譜面だったので三浦半島も消え、結局は房総半島。とりあえず内房線沿いに南下しよう。

最初に立ち寄ったのは富津岬の近くの海。今年の初釣り。ここはボウズだけは避けたいところ。ちょい投げして、次に短い竿で足もとを探ってみる。すると手元に小さな辺!。今年一号は? 6cmぐらいのメバルでした。小さっ!その後は魚が見えるけど釣れず、移動することに。投げ置き竿を巻き上げていると葉っぱが一枚。ってカレイですね。やっぱり6cm・・・。良くもまぁ、針が口の中に入ったものだ。
 ただし、初釣りはボウズで無かったのは良いことだ。
腹が減ったので南下して保田の「ばんや」。食べきれない・・・。豪快に出すのが売りといえば売りだけど、なんとかならないものか。

さらに南下して館山を越えて、紫式部の供養塔を経て崖の寺?ここは数年前に偶然見つけたっけ。マイナーな割に立派!そしておみくじ。「予期せぬことが起こり、心身ともに打ちひしがれるが、地道に努力することで乗り越えられる。中吉」それって吉なのか?個別の内容をみても、待ち人は遠い、投資は大金を払うと損するから控えめに、失物はあるが被害少ないとか、中途半端に悪い。ちょっとブルーになる。

 そのあとは房総半島の先をぐるっと回るとしよう。ときおり海辺に降りて磯遊びしながら移動しようt車を止めたら・・・臭い。これは腐敗臭。海や川で釣りをしているときに良くある。コイとかエイとか、そういうのが多い。んで、周囲を散策してみたら・・・・ウミガメ!うそだろう。頭部は白骨化してるし、鼈甲(正確には違うけど)もはがれて落ちてるし、首から骨が出てるし・・・。首の骨でもおったのか?あまりの大発見にますますブルーになる。
 そうこうしながら、野崎の灯台へ。ここは房総半島で一番南らしい。ここでも展望というよりは磯歩き。そう、何を隠そう。私は潮溜まりが大好きなのです!

そのまま、房総半島を回ると、営業してない道の駅発見。正月休みってありえないだろ。店はともかく、高速道路のサービスエリアのように24時間365日パーキング&案内所としての機能だけは保持しなきゃダメだろ。併設の温室(これがメインのはず)は営業外とはいえ倉庫状態。千葉県は道の駅が異常に増殖しているので、しょぼいところもあるけど、こんなひどい状態は初めて見た。誰が道の駅に認定したんだよ。ぷんぷん。あ、でも菜の花が一つだけ立派に咲いてます。さすが房総です。
 さらに車は南から東へ、そして外房を北上する。ときおり花畑があったりしているのだけど、日がくれそうなので観光は少なめ。と言いながら疲れたので、これまた営業していない観光スポットの駐車場で30分仮眠してたりする。
 日暮れに到着したのは勝浦。釣りですよ。勝浦の釣りといえばアジ。前回は豆アジと言われる5cmぐらいのアジを釣ってから揚げにした。今回は夜釣りだから・・・10cmぐらいでした。一匹だけ15cmクラス。まぁそんな感じ。全部で25匹。それ以外には猫に3匹盗られました。これがすごいんです。駐車してある車の下に潜み、釣ったアジが地面に近づくと、でてきて引っ手繰って逃げるんです。針から魚を外すすスピードは尋常じゃないです。今思えば動画でとって取り立てマイビデオに応募したりyoutubeに投稿したりしたかった(笑)
 それで深夜に帰宅。そのアジを冷蔵庫に入れるのを忘れたので、生で食べるのはあきらめました。それでも小さなアジを懸命に開いて一夜干しにします。今現在、玄関先に干しております。やはり怖いのは猫です。

最終日

 というわけで、最終日の朝を迎えました。朝食の魚は確保されているので釣りはしません。夕べの雨でマキが湿ってしまったのでと心配しましたが、持参したガスバーナーの力が勝って着火しました。でも一夜干しは乾いてませんね。まぁしょうがないか。漬けカンパチは良い感じで味がついていて満足です。
あとは、片付けて帰るだけ。だけなんですが、テントを片付けるのは疲れますね。干しあがっていない一夜干しは土産にするので、キャンプ場で氷を買って持ち帰ります。何とかなるさ。
あとは船の上で寝るだけです。今回は最初から最後まで、甲板に出ずビール飲んで寝ておりました。
おしまい。最後に島で咲いていた花の写真を載せておきましょう。

晩御飯と釣り

キャンプ場に戻る途中、バスの運転手さんに、地元の人の釣りのハリスを聞いたら最低で8号、10~12号に人が多いって。なるほど4号では太刀打ちできないわけだ。そこで釣具屋で10号のハリスの着いた針を購入。リールにまいている糸が4号なので、結局は糸が切られてしまうかもしれないけど、当たった瞬間切れるってことは無いだろう。

 時間は早いが晩御飯のしたく。昨日の教訓から、つりは夕方からが勝負。だから先に食べます。一夜干しと飯ごう炊飯です。普通に美味しいですね。そしてご飯を炊くのは楽しいです。これで魚も食べきりましたから、これからが勝負です。
 さて夕方になって勝負を始めましょう。まずは生きえさにする小魚を釣りましょう。て浮きがものすごい勢いで水中へ。こりゃ小魚じゃないぞ!またハリスが・・・いや、大丈夫、切れないようだけど手ごたえが凄い。うりゃおあっって吊り上げたのは20cmぐらいのカンパチの子でした。しかも3連発。超大物とは言いませんが、これでお刺身が食べられます。って後で思ったのですが、泳がせ釣りで釣るのは、この魚の倍以上あるサイズです。ハリスだけでなく、竿から新調しないと釣れそうもありません。針は買ったけど無謀な戦いはやめましょう。

 そうこうしているうちに日が暮れて小アジの時間がやってきます。今度は明日のお土産、一夜干しの魚を釣りましょう。小魚をひょいひょい釣ります。ちょっと赤いのは何だろう。キンメの子供か?コマセカゴに入り込んで釣った(すくった)のも居ます。適当に釣って飽きたら終わりです。もうちょっと大きなアジを釣りたかった・・・開くの大変なんですよ。

 さばいて塩水につけて風呂で洗濯で干しと昨日のパターンと同じですが、今回は夜のビールに刺身です。旨いっす。釣った魚は違います。ようやく刺身にありつけました。でも飽きて来るので、ちょっと残してしょうゆ漬けにして冷蔵庫へ。明日、漬けにして食べます。ってここで問題発生。雨です。干せないジャン。とりあえず屋根のある水道の上からぶら下げておきましょう。

赤崎でシュノーケリング

 さて海に行きましょう。神津島といえば赤崎です。シュノーケルと飛び込みのメッカです。ってメッカなのに人が居ません。シュノーケルしているのは4人ぐらいかな。他に、体験ダイビングの人がポツリポツリ。写真に無い奥のほうの飛び込み台のほうには若いグループが居ますが知れている数です。
 昨日までは台風のうねりも残っていましたが、今日は完全に凪ぎです。透明度も確保されてグッドコンディション。水温が高いので水に入るのも楽々でした。それにしても水中で魚を取るのって難しい。なかなか写ってくれません。

ちなみに昼ごはんは海の家のカレーとビールです。久しぶりに白飯を食べた気がします。

多幸湾の朝です

夜明け前から釣りたかったのですが出遅れました。日がでてくると、またカラフルな魚たちで釣りにならないに違いない。思ったとおりでした。

またしても小タイを3匹。こんどは開いてから焼きました。主食はまたしてもインスタントラーメン。一夜干しも数匹食べて、残りはキャンプ場の冷蔵庫に保存です。これで晩御飯のオカズも確保できました。

夜も釣ります

 まだ日のあるうちに晩御飯を食べたので夜も釣ります。夕まずめのゴールデンタイムになるとエサ取りは少なくなり、なにやら大きな魚が群がっています。それを地元の人が釣っていました。40センチぐらいのウマズラカワハギですね。俺も釣りたい・・・

 完全に日が沈んでからアジが釣れました。3本針に3匹。その後も連続して釣れました。小アジが10匹。ハタンポ4匹。小タイ1匹。そして、なんでしょう。左下のやつ。口が大きくて歯も凄かった。何はともあれ食べられそうなので確保。そして本日の釣りの締めくくりは・・・・ぎゅーん。竿がしなったかと思うとプツン。こりゃまたハリスを切られたな。おそらく釣れた魚にデカイのが食いついたのでしょう。
 釣った魚は開いてしばらく塩水に漬けておきます。その間に風呂に入って洗濯機を回しておき、戻って魚を干します。そうです。今回の目的の一つ、一夜干し作りです。魚が小さいので大変でしたが、これで明日の朝食のオカズが確保できました。
 この後、ビールを飲んで洗濯物を干して、ビール飲んで、テントで寝ます。

晩御飯のオカズ

>キャンプ場に戻って晩御飯のオカズを釣ります。とりあえずサビキでアジかなんか釣ろうと思ったのですが釣れません・・・。綺麗な魚ばかり。

今年は水温が高いってバスの運転手から聞いていましたが、それが如実に現れていますね。魚影が濃いのは凄いのですが、エサ取りが多すぎ。タカベと子メジナが多いのは毎年のことですが、ツノダシの大群って・・・まいったね。しかもスレで釣れちゃいました。水中を泳いでいるツノダシは素敵ですが、釣れてしまうと、ちょっと間抜けです。

 そんな中で、比較的にまともな小魚をエサにして泳がせ釣りにチャレンジ。島の人は小アジをエサに大きな魚をゲットしていますが、とりあえず、もう一本の竿で釣れた魚を流しておきましょう。
 サビキに小さいタイが釣れました(10センチぐらい)。サビキと言ってもエサもつけたりるすので、サビキ釣りとは違うかもしれませんが、食えそうな魚であることに違いは無いです。なんて思っていると、ぎゃーって泳がせ釣りのリールが泣きます。正直なところ、大物が釣れるなんて思ってませんから、これは・・・ってテンションがあがります。ですが合わせるとすっぽ抜け。あれだけの当たりで抜けるかなぁって思ったのですが、引き上げてみるとハリスが切れてます。東京湾では十分の仕掛けですが、ここではファイトする暇もなかったです。

 てなわけで、晩御飯は小さなタイとインスタントラーメンです。

前浜に到着

展望台から歩いていると、地元の人に声をかけられました。村落に行くと言ったら車に乗っけてれるそうです。ありがたや。しかも、神津では「シートベルト要らないよ」って言われました。そんなんありか?たぶん、取り締まってないだけでしょう。そういうルールがあるとは思えません・・・。ちなみに島の人の車の運転は怖いです。カーブが多いとはいえ、車線をはみ出しすぎですし、一時停止もいいかげん。ちょっと時間で、なんどもアブねぇ。って思いをします。島に一人しか居ないバスの運転手も、しょっちゅうアブネェって言ってますが本人の運転も安全とは・・・いえないよなぁ。レンタカー借りる人はマジで注意したほうが良いです。

 そして前浜。神津島のメインの砂浜です。えっと、ビキニのおねーちゃんどころか人がポツリポツリしかいません。
釣りエサ買ってキャンプ場に戻ります。ってか、それだけのために村落に来たのです。

神津島・大発見

 テントを張って荷物も整理して落ち着いたので散策することにしました。村落は多幸湾ではなく前浜港にあるので、そちらを目指しながら遊歩道なんかを通りつつ歩きました、そんな中、長ツ先展望地と書いてある看板から進むと、崖です。途中にロープがあって、それがないと行き来できないほどの斜面。危ないなぁと思っていたのですが、女子供と一緒ではないので大丈夫。そして、ちゃんと展望できるところに出たときです。

海亀です。びっくりしました。自然界では始めてみました。ちょっと遠かったけど(写真はデジタルズームなんでボケてます)手足を動かしている様子も見えましたから、かなりの大きさがあると思われます。神津島5回目、ダイビングする人なら見れる時もあると聞いていましたが遊歩道から見れたのは驚きました。